コロコロ、ときどき、プチプチ――レノボ「ミニワイヤレスキーボードN5901」ちょっと気になる入力デバイス(1/2 ページ)

» 2011年01月27日 11時00分 公開
[PC USER編集部 入力デバイス取材班,ITmedia]

トラックボールとワンタッチボタンが付いた小型の無線キーボード

「ミニワイヤレスキーボードN5901」のパッケージ。価格は5880円(税込み)

 レノボ・ジャパンのキーボードと聞くと、大和研究所の「作品」といってもいい歴代ThinkPadの秀逸なキーボード群を思い浮かべるかもしれない。が、まったく毛色の違うユニークなキーボードが2010年12月に同社から発売された。それがこの「ミニワイヤレスキーボードN5901」だ。

 片手で握りやすいようにグリップが付いた曲線的なコンパクトボディには、QWERTY配列の日本語キーボードとAVコントロールなどに使うワンタッチボタン、トラックボール、左右のクリックボタンを搭載しており、これ1つでPCの操作がまかなえる。

 見ての通り、キーボードは非常に小さく、ガッツリ長文を入力するような用途には向いておらず、ポインティングデバイスをメインに使いつつ、パスワードや検索キーワードの入力、ちょっとした短文の書き込み程度で簡易的なキーボードとして使うというスタイルがしっくり来るだろう。

 名前の通り、付属のUSBレシーバーを接続したPCから離れた場所で操作できるため、映像コンテンツやWebブラウザを画面に表示しつつ、ソファにもたれたり、寝ころんだりしながら、片手で手軽に多機能リモコンっぽく操作するのに適している。また、外出先でプレゼンをする際、プロジェクターで投写した画面の近くで説明しながら、手元に持ったこの製品で、PCを遠隔操作するといった場面にも使えそうだ。

片手で操作できる約130グラムの軽量ボディ

ミニキーボードの下に片手で握れるグリップとトラックボールを付け足したようなボディデザインが個性的だ

 それでは、N5901を詳しく見ていこう。「T」の字を丸めたような曲線的なボディは、本体サイズが135(幅)×126(奥行き)×27(高さ)ミリ、重量が約130グラム(電池を含む)で、搭載する機能を考えると、小型軽量にまとまっている。

 試しに重量を実測したところ、電池とUSBレシーバーを入れた総重量で125グラムと公称値よりわずかに軽かった。USBレシーバーは装着時に先端が7ミリほど出っ張るだけで、重量は2グラムだった。このコンパクトなレシーバーならば、PCのUSBポートに差しっぱなしにしても、じゃまにならないだろう。

 ボディカラーはブラックで統一されており、左右クリックボタンを含む表面カバーが光沢仕上げ、キーボードとワンタッチボタンがマット仕上げ、背面がラバー風の仕上げだ。トラックボールの縁は鏡面シルバー、左上のボタンとキーボードの一部刻印はオレンジの配色で、デザインのアクセントになっている。光沢仕上げのトラックボール周辺部は指紋が目立ちやすいのが少し気になるが、片手でしっかりグリップでき、背面のしっとりした質感がよく手になじむ。

ボディ表面は光沢ブラックで、キーボード部分はマット調の仕上げ(写真=左)。ロジクールのマウス「Bluetooth Mouse M555b」と並べた様子(写真=中央)。iPhone 4と並べた様子(写真=右)。キーボード部分が幅広だが、コンパクトにまとまっているのが分かる

ボディを上、下、横から見た様子。独特のフォルムが目を引く。背面側は丸まっており、ボディ下部のグリップが手にフィットする

 電源は単四乾電池2本を利用し、ツメで固定された背面下部のカバーを外すことで、着脱することが可能だ。ここには、USBレシーバーを収納するためのスロットも用意されており、携帯時にレシーバーごと収納して持ち運べる。USBレシーバーは2.4GHz帯の無線方式を採用しており、最大約10メートル離れた場所から操作可能だ。背面には未使用時に消費電力をカットする電源スイッチも用意されている。

 パッケージにはドライバディスクなどは用意されない。対応OSであれば、USBレシーバーを装着しただけで、OS標準のドライバが組み込まれてすぐに利用可能になる。対応OSはWindows Vista/7とされているが、今回試した限りではWindows XP(SP3)、Mac OS X Snow Leopard、さらにはプレイステーション 3でも一通り動作した(Macでの利用はキーボードショートカットの設定をカスタマイズしたほうがよいだろう)。とはいえ、USBレシーバーを用いるため、接続できる機器が限られるのは少々惜しいところだ。

背面はラバー風の仕上げで、上部に電源スイッチ、下部に電池とUSBレシーバーを収めるカバーがある(写真=左)。カバーを外すと、単四乾電池2本とUSBレシーバーの収納部が現れる(写真=中央)。USBレシーバーは小型軽量で、PC接続時に飛び出さないのがありがたい(写真=右)

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  3. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  4. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  5. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  6. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  7. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  8. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
  9. 出張や通勤で荷物が増えても安心な「ミレー ビジネスリュック EXP NX 20+」が27%オフの1万3865円に (2026年03月10日)
  10. 「iPhone 17e」実機レビュー! 9万9800円で256GB&MagSafe対応 ベーシックモデルの魅力と割り切り (2026年03月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年