スライド画面で見る、ロジクールマウス約30年の歴史ボールマウスをお掃除したのは……はて何年前?

» 2011年02月17日 21時05分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
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約30年前の初製品「Logitech P4 Mouse」より続く、ロジクールマウスの歴史

photo ロジクールがこれまで発売したインプットデバイス(のごく一部)

 新製品「ロジクール ワイヤレスマウスM515」の紹介と合わせて、1981年にスイスで設立されたLogitechの歴史も紹介された。

 マウスの祖先は、1960年代、マウスの父とも呼ばれるダグラス・エンゲルバート博士が車輪式センサーを用いたポインティングデバイスの開発に始まる。Logitechは1982年にオプトメカニカル式を用いた同社初のマウス「Logitech P4 Mouse」を製品化し、以来、1984年に初のワイヤレスマウス(赤外線)、1991年に初の無線式ワイヤレスマウス、2002年に初のBluetoothマウス、2004年に初の2.4GHz帯無線対応のワイヤレスマウス、同じく2004年にレーザーセンサー搭載マウス、2009年にガラス上でも利用できるDarkfieldレーザーセンサー搭載マウスなど、エポックメイキングな製品・技術を開発。マウス製品の開発におけるトップメーカーの1つで、2008年に累計10億台のマウスを出荷した。


photophotophoto ロジクールの竹田芳浩社長(左)。初製品の「P4 Mouse」(1982)、赤外線を用いた初のワイヤレスマウス「Cordless Mouse for Metaphor」(1984)
photophotophoto 初のRF無線方式を採用した「MouseMan Cordless Radio Mouse」(1982)、初の三次元操作対応マウス「Logitech 3D mouse」。主にCADアプリケーションの操作に用いられた。前方のスピーカーから超音波を発し、位置や動きを検知する仕組みだった(1992)。アップルやその他PCメーカーの付属品として、OEM採用された製品も多い
photophotophoto 初のBluetooth対応マウス「Cordless Presenter」(2002)。初のレーザーセンサー搭載マウス「MX1000 Cordless Laser Mouse」(2004)、初の2.4GHz帯無線を採用した「V500 Cordless Notebook Mouse」(2004)
photophotophoto スパーンと回る高速スクロール機能付きホイールを備えた「MX Revolution/VX Revolution」(2006)、超小型サイズのレシーバーを実現した「VX Nano Cordless LaserMouse for Notebooks」(2007)、ガラスの上でも使用できるDarkfieldレーザーセンサーを採用した「Performanse Mouse M950/Anywhere Mouse M905」(2009)
photophotophoto ダグラス・エンゲルバート博士が開発した「車輪式」(1960年代)に始まるマウスのトラッキングセンサーの歴史。メカニカルボール式(1968年)、オプトメカニカルボール式(1976年、1982年製品化)、光学式(1984年、マイクロソフトが1999年に製品化)、レーザー式(2004年)、Darkfieldレーザーセンサー(2009年)と進化している(画像=左)。ガラス上でも使えるDarkfieldレーザーセンサーは、2本のレーザービームを用いてごく細かい傷やホコリを認知・識別することで透明なガラスの上でも使える仕組み(画像=中央、右)


photophoto ワイヤレス技術も非常に進化している。5年ほど前は27MHz帯無線タイプが主流だったが、そもそも動作可能な範囲がそれほど広くなく、日本市場では電波法の都合で本国版より出力を抑えなければならなかった。対して現在主流の2.4GHz耐無線タイプ(ロジクールアドバンス2.4GHzワイヤレステクノロジー)は最大10メートルの範囲で利用でき、より機敏な操作にも対応できるようになっている
photophotophoto 同じく2.4GHz帯のBluetoothもインプットデバイス用に使われるが、2011年2月現在、ロジクール製品はモバイルマウス「M555b」のみ。同社の「ロジクールアドバンス2.4GHzワイヤレステクノロジー」は再接続時の遅延(レイテンシ)や省電力性能の点が勝るという理由で、Bluetoothの採用は近年それほど積極的ではないのが少し残念。ただ、PCにBluetooth機能があればレシーバー類を何も接続せずに使えるメリットがBluetoothマウスにはある。「かなりニーズがあるのは認知しているので、ラインアップから消すことはしないと思う。もちろんユーザー・市場ニーズに応じて新製品の投入もあると思う」とのことだ


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