このほか、前述したデスクトップPCのBTOメニュー強化に加え、LEDバックライトを採用した液晶ディスプレイとして、20型ワイドの「HP 2011x」、21.5型ワイドの「HP 2211f」、23型ワイドの「HP 2311f」も投入される。こちらの直販価格は、順に1万3650円、1万9950円、2万4990円。3月下旬より出荷される。


デスクトップPCもBTOメニューが強化された。「HPE」シリーズは最新の6コアCPUが選択肢に加わり、低価格ラインではCore i3-2100/2120搭載モデルもラインアップされる(写真=左/中央)。会場には一体型の「Omni」シリーズをはじめ、ハイパフォーマンスノートの「dv6」や「ENVY」も展示されていた(写真=右)。なお、ENVYのSandy Bridge搭載モデルについて聞いたところ「楽しみにしていてください」とのことだった発表会ではIntel 6シリーズチップセットの不具合でついても言及した。同不具合に該当するすでに出荷済みの製品については、当初より交換対応をうたっていたが、3月7日より正式に受付を開始。順次、新品交換で対応していく。また、一時出荷を停止していた該当モデルは、3月15日より出荷を再開(量販店は3月下旬)。これらはB2ステッピングの“応急処置”ではなく、すべてB3ステッピングで出荷される。
なお、Intel 6の不具合による影響は「確かに2月は新製品を出荷できなかったので販売計画を下方修正せざるをえなかったが、当初の予想より早く新チップの供給が始まったので実際のロスは長くはない。これから3月、4月と新製品を投入していくが、それを待っている人もいるので、数カ月のスパンで見ればそれほど大きなインパクトはない」(岡氏)と語っている。
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