日本ヒューレット・パッカードは、2011年PC春モデルの第3弾として、15.6型ワイド(1366×768ドット)の「HP Pavilion Notebook dv6」にも2つモデルを投入した。Core i7を搭載するPremium LineとCore i3のStandard Lineがあり、前者はdv7-6000と同じアルミボディにヘアライン加工を施したデザイン、後者は光沢感のある格子状のデザインとなっている。HP Directplusの最小構成価格は4万9980円で、4月中旬より出荷される。
HP Pavilion Notebook dv6-6000 Premium Lineは、一回り大きな液晶ディスプレイを搭載するdv7-6000の兄弟機にあたり、ヘアライン加工を施したダークアンバーのアルミボディなど外装のデザインを踏襲している。
BTOメニューは、CPUがCore i7-2630QM/2720QM、メモリが2Gバイト/4Gバイト/8Gバイト、ストレージが250Gバイト〜1TバイトHDDおよび160GバイトSSDという構成だ。光学ドライブはDVDスーパーマルチ機能付きのBlu-ray Discドライブで、グラフィックスは外付けのAMD Radeon HD 6770で固定となる。また、左側面に2基のUSB 3.0対応ポートを搭載する。なお、従来キーボード脇にあったファンクションキーがなくなり、10キーに変更されている。
一方のStandard Lineは、光沢感のある「HP Inprint」デザインを採用した樹脂製のボディになっているのが大きな違いだ。また、CPUの選択肢はCore i3-2310M/Core i5-2410Mで、グラフィックスもCPU統合型のIntel HD Graphics 3000となる。IEEE802.11b/g/n対応の無線LANやBluetooth 3.0、マルチタッチジェスチャー対応のタッチパッドなどは共通だ。


Premium Lineはアルミにヘアライン、Standard LineはHP Inprintというデザイン上の違いがある(写真=左/中央)。Premium Lineは左側面にUSB 3.0対応ポートを搭載する(写真=右)
ねんがんのモバイルOSをてにいれたぞ:「webOS」にみるHPのコンシューマービジネス戦略
ピンクのチェック柄をあしらったミニノートも:AKB48が新生活を応援――日本HP新製品発表会
新Core i7搭載で6万円台から:日本HPの“速くて安い”第2世代Core i7搭載ノートを徹底検証
A New HP World:「webOSですべてをつなげていく」――HPの新ビジョン“The Connected Life”
PCとHip-Hopの融合:「HP ENVY14 Beats Edition」を味わう――“羨望”という名のノートPC
元麻布春男のWatchTower:“先進的なGarage”に都内オフィスを統合する日本HP (1/3)
日本の一企業として認められたい:7割が“イイネ!”と賛同した新しい社名──「日本マイクロソフト」始動
元麻布春男のWatchTower:2011年は28ナノ世代に注力、そして20ナノ世代へ――GLOBALFOUNDRIESの事業戦略
元麻布春男のWatchTower:2011年初頭、PC業界とその周辺を見渡して思うことCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.