Web直販だけの大画面ノート――「dynabook Satellite T571」は隠れた実力者か?11月8日に割引クーポン配布(3/3 ページ)

» 2011年11月07日 16時00分 公開
[望月瞬(撮影:矢野渉),ITmedia]
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クアッドコアCore i7とハイブリッドGPUにより高性能を獲得

 ここからは各種ベンチマークテストでT571の実力をチェックしていこう。

 改めて基本スペックをまとめておくと、CPUがCore i7-2670QM(2.2GHz/最大3.1GHz/3次キャッシュ6Mバイト)、メモリがPC3-10600を4Gバイト(4Gバイト×1)、ストレージが640Gバイトの2.5インチSerial ATA HDD(5400rpm)、グラフィックス機能がCPU内蔵のIntel HD Graphics 3000と外部GPUのNVIDIA GeForce GT 540M、OSが64ビット版のWindows 7 Home Premium(SP1)だ。

dynabook Satellite T571/W5TDのデバイスマネージャ画面

Windowsエクスペリエンスインデックスのスコア

 Windowsエクスペリエンスインデックスの結果を見ると、グラフィックスのサブスコアが「4.9」と少し低いが、ゲーム用グラフィックスは「6.6」と高い値をマークしている。そのほか、プロセッサの「7.5」、メモリとプライマリハードディスクの「5.9」というサブスコアはWindows 7搭載機として十分な値だ。グラフィックのサブスコアが低いとはいっても、Webブラウズや動画再生などを含め、普通にWindows 7を使っているときに遅さを感じることはない。

 各種ベンチマークテストプログラムは、グラフィックスドライバの標準設定でGeForce GT 540Mを使うようになっている。PCMark Vantage x64と3DMark06については、参考までにCore i5-2410M(2.3GHz/最大2.9GHz、3次キャッシュ3Mバイト)、4Gバイトメモリ、640GバイトHDD(5400rpm)、Intel HD Graphics 3000を採用したSandy Bridge世代の標準的なノートPCである「K53E」のスコアも併記した。

 結果を見ると、スペックの割にPCMark Vantageのスコアが低めに出ているように感じるが、HDD搭載機ではスコアが伸びにくいテストではある。PCMarrk 7の結果はノートPCとして高いスコアが得られた。

PCMark Vantage x64のスコア(グラフ=左)、PCMark 7のスコア(グラフ=右)

 3D系のテスト結果はどれも高く、GeForce GT 540Mを搭載した効果が現れている。これくらいの3D性能があれば、多くの3Dゲームをそこそこ快適にプレイできるだろう。

 余談だが、ストリートファイターIVベンチマークの画面とログを見ると、グラフィックスがIntel HD Graphics 3000になっていたが、実際にはNVIDIA GeForce GT 540Mで動作しているようだ。参考までに、NVIDIAコントロールパネルの手動設定でIntel HD Graphics 3000を指定して実行したところ、1280×720ドットの低負荷設定でランク「D」、スコア「7852」、平均fps「34.72」に下がった。

3DMark06(1024×768)のスコア(グラフ=左)、3DMark Vantageのスコア(グラフ=右)

モンスターハンターフロンティア ベンチマーク【絆】のスコア(グラフ=左)。ストリートファイターIVベンチマークのスコア(グラフ=右)。いずれもフルスクリーン表示

 発熱や騒音については、特に優れているようにも劣っているようにも感じない。ファンの回転が細かく制御されているらしく、回転/停止や回転数の変化がそれなりに発生する。高負荷が続くとファンも回転したままだが、うるさいほどではない。排気はそれなりに熱くなるものの、ボディではパームレストの左側がほんのり暖かくなる程度だった。

メインPCとしても安心の大型ノートPC、クーポン適用でおトク

 dynabook Satellite T571の大きな魅力は、通常電圧版のCore i7-2670QMや外部GPUのGeForce GT 540M、Blu-ray Discドライブなど充実したスペックだ。

 NVIDIA Optimus Technologyによって、CPU内蔵グラフィックスとNVIDIA GeForce GT 540Mが自動で切り替わり、3Dゲームも十分に動作する高いパフォーマンスを備える。大は小を兼ねるではないが、3Dゲームが動く性能ならば、そのほかの日常的な用途で不満を感じることはまずない。操作ガイドなどのマニュアル系ソフトが充実しているのも特徴だ。

 気になる価格だが、充実したスペックと国内大手メーカーならではの親切設計を盛り込みつつ、直販価格は14万2800円におさまっている。Office Home and Business 2010が付属したモデルの場合、価格はプラス2万5000円だ。東芝ダイレクトでは定期的に大幅な割引価格で購入できるクーポンを配布しており、クーポンを使えば、価格が10万円を切るため、定期的にサイトをチェックしたい(次回は2011年11月8日11時スタート予定)。

 クーポン適用時の高いコストパフォーマンスならば、高齢者やファミリーで導入するPCとして強くおすすめできるのはもちろん、PCに慣れた人がメインマシンとして購入する場合にも、検討候補に食い込めるだろう。

 東芝のWeb直販限定モデルということで、実物をなかなか見る機会が少ない製品だが、隠れた実力者として覚えておきたい大画面ノートPCだ。

東芝ダイレクト
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