Web直販だけの大画面ノート――「dynabook Satellite T571」は隠れた実力者か?11月8日に割引クーポン配布(2/3 ページ)

» 2011年11月07日 16時00分 公開
[望月瞬(撮影:矢野渉),ITmedia]

USB 3.0、HDMI 1.4aなど充実のインタフェース類

 インタフェース類は、17.3型ワイド液晶搭載のノートPCとして標準的な構成だ。本体の左側面には、アナログRGB出力、HDMI出力、有線LAN、USB 3.0、USB 2.0を装備。右側面にはBlu-ray Discドライブと2基のUSB 2.0、ヘッドフォン出力、マイク入力/ライン入力(兼用)を並べ、前面にはメモリカードスロットを配置する。メモリカードスロットの対応メディアは、SD/SDHC/SDXC、MMC、xDピクチャーカード、メモリースティック(PRO対応)と幅広い。

 HDMI出力はBlu-ray 3D対応のHDMI 1.4aをサポートしているので、3D立体視対応のテレビなどに接続すれば、Blu-ray 3Dプレーヤーとしての活用も可能だ。

 通信機能は、1000BASE-Tの有線LANとIEEE802.11b/g/nの無線LANを備え、Bluetoothは搭載しない。液晶フレームの上部には約130万画素のWebカメラ、キーボード面の上部にはharman/kardonブランドのステレオスピーカーが内蔵されている。高音質化技術の「Dolby Advanced Audio」や「MaxxAudio 3」もサポートしており、ノートPCながら迫力ある音声が楽しめるのもポイントだ。

前面にメモリカードスロットを配置(写真=左)。背面はバッテリーで占有され、インタフェース類は用意されない(写真=右)

左側面にアナログRGB出力、HDMI出力、有線LAN、USB 3.0、USB 2.0、排気口を装備(写真=左)。右側面にはBlu-ray Discドライブと2基のUSB 2.0、ヘッドフォン出力、マイク入力/オーティオ入力(兼用)が並ぶ(写真=右)

「東芝スリープユーティリティ」の画面。T571がスリープ/休止状態、電源オフでも、USB充電や内蔵スピーカーを利用できる

 なお、USBポートとharman/kardonステレオスピーカーは、T571がスリープ/休止状態、電源オフでも利用できる。付属ソフトの「東芝スリープユーティリティ」から、USBの「スリープアンドチャージ」を有効にすることで、T571がスリープ/休止状態、電源オフでもUSBポートから電源を供給可能になる。スマートフォンなどの充電に便利だろう。

 同様に、東芝スリープユーティリティで「スリープアンドミュージック」を有効にすると、T571がスリープ/休止状態、電源オフでも、外部オーディオデバイスの音声をharman/kardonステレオスピーカーで再生できる。外部オーディオデバイスのヘッドフォン出力/ライン出力を、T571のマイク入力/ライン入力に接続して利用する。

 スリープアンドチャージとスリープアンドミュージックは、本体がバッテリー駆動のときは有効/無効を切り替えられる。

 プリインストールOSは64ビット版のWindows 7 Home Premium(SP1)だ。セキュリティスイートはトレンドマイクロの「ウイルスバスター 2011 クラウド(90日版)」を採用する。今回試用したT571/W5TD(PT5715TDBGBW)はオフィススイートを搭載しないが、Office Home and Business 2010が付属したモデル(PT5715TDBFBW)も用意されている。

 そのほか、BD/DVD/CDライティングソフトや超解像技術に対応した映像再生ソフト、先に紹介した東芝スリープユーティリティをはじめとするハードウェア設定/メンテナンスなどの独自ユーティリティ系と、豊富なソフトウェアをプリインストールしている。無線LANの簡単接続ナビゲートや動画マニュアルなど、ビギナーへの配慮もしっかりしているのは、国内大手メーカーらしい配慮だ。

「TOSHIBA ecoユーティリティ」では、消費電力を数字とグラフで確認できる(画面=左)。ユーザーサポート系やマニュアル系の付属ソフトも充実している。東芝のPCキャラクター「ぱらちゃん」が登場するものが多く、ビギナーでも親しみやすい(画面=右)

オリジナルの付属ソフト「東芝 Bulletin Board」。設定やサポートのランチャーや、写真などを自由に配置できるコルクボード的な機能がある

1600×900ドット表示の17.3型ワイド液晶を搭載

 光沢タイプの液晶ディスプレイは、画面サイズが17.3型ワイド、解像度が1600×900ドットだ。白色LEDバックライトを採用しており、「Clear SuperView LED液晶」と名付けられている。

 17.3型ワイド液晶はノートPCの中では大型なので、1920×1080ドット表示のフルHD対応でないのが残念という向きもあるだろうが、この辺りは評価が分かれるところだ。1600×900ドット表示の17.3型ワイド画面はドットピッチに余裕があり、小さめのフォントなどもつぶれず見やすい。Windows 7搭載ノートPCで標準的な1366×768ドット表示に比べれば、解像度は約1.37倍もあり、画面サイズと解像度のバランスはよいといえる。

 視野角はそれほど広くないが、個人や数人で画面を見るぶんには十分だ。光沢タイプなので外光の映り込みはあるが、ほとんど気にならない。若干おとなしい雰囲気で、暗部をやや明るめに表示している印象を受けた。全体的にバランスの取れた発色だ。

1600×900ドット表示の17.3型ワイド液晶を採用(写真=左)。液晶のチルト角度は135度程度まで開く(写真=右)

余裕あるサイズのキーボードとタッチパッド

テンキー付きのキーボードと2ボタン式のタッチパッドを搭載。キーボードの上部には各種ワンタッチボタンも備える

 本体サイズが大型なので、キーボードとタッチパッドのサイズにも余裕がある。キーボードはテンキー装備の日本語106キー仕様で、平らなキートップがタイル状に並ぶアイソレーションタイプだ。レイアウトにも不自然なところはなく、キーピッチは約19ミリの正方形、ストロークは約1.7ミリを確保する。BackSpaceキーやEnterキーの横幅が少し短いが、これは使っているうちに慣れるだろう。

 本体側の剛性が高いため、強めにタイプしてもたわみは皆無に近く、キーを押したときにしっかりと跳ね返ってくる感覚だ。個人的には、もう少しストロークが深いのが好みだが、キータッチは良好といえる。また、テンキーの上方に、HOME/END/PGUP/PGDNキーを設けているのも、個人的に気に入った(筆者はこれらのキーをけっこう多用する)。

 キーボードの上部には、タッチセンサーのショートカットキーがある。ここから無線LANのオン/オフ、付属ソフト「東芝 Bulletin Board」の起動、メディアファイルの再生/一時停止、ボリューム調整、およびショートカットキーとタッチパッド上部にある白色LEDの点灯/消灯が可能だ。

タッチパッドにはシナプティクスのドライバが組み込まれている。マルチタッチジェスチャーやパームチェック機能も持つ

 ポインティングデバイスは、標準的な2ボタン式のタッチパッドを搭載。テンキーを装備するため、キーボードのホームポジションに合わせて、タッチパッドはかなり左寄りに配置されている。

 タッチ領域のサイズは実測で約93(横)×52(縦)ミリと広い。パームレストに合わせたボーダー柄のテクスチャが施されており、タッチ面はザラザラとした手触りだ。滑りに適度な負荷とブレーキがかかり、大きなカーソル移動も細かい操作も行いやすい。

 タッチパッドのドライバはシナプティクス製だ。2本指を使ったスクロールやピンチ、回転、3本指のタップやフリックといったマルチタッチに対応している。また、キーボードでタイピング中に手のひらがタッチ領域に触れても、カーソル移動などを行わない(タップと認識しない)、パームチェック機能も搭載する。

 タッチ領域の上部には、タッチパッドを無効化するボタンもある。USBマウスの接続時に自動で無効化する設定も可能だが、このボタンでいつでも有効/無効を切り替えられるのは便利だ。タッチパッドを無効化すると、タッチ領域の白色LEDが消灯するので視覚的に分かりやすい。

東芝ダイレクト

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