早くも“Ultrabook”の本命が登場か?――「ZENBOOK」徹底検証(前編):11.6型と13.3型をじっくり比較(3/5 ページ)

» 2011年11月09日 13時30分 公開
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USBアダプタや小型端子で薄型ボディに十分な拡張性を確保

 通信機能は100BASE-TX/10BASE-Tの有線LAN(付属のUSB変換アダプタが必要)、IEEE802.11b/g/nの無線LAN、そしてBluetooth 4.0を標準搭載する。WiMAXやワイヤレスWANは採用していないため、外出先でネット接続しながら活用したい場合は、別途モバイルルータなどを使うことになる。

 SDメモリーカードスロット以外のインタフェース類は、UX21E-KX128とUX31E-RY256で共通だ。側面に1基ずつのUSB 3.0とUSB 2.0(電源オフでの給電対応)、アナログRGB出力(Mini-VGA)、Micro HDMI出力(Type D)、マイク/ヘッドフォン共用端子と、なかなかの充実している。USB 2.0ポートは付属ソフトの「USB Charger+」により、バッテリー駆動の状態であっても電源オフ/休止状態/スリープでの給電が可能だ。また、液晶フレームの上部には30万画素Webカメラとマイクも内蔵する。

 製品にはUSB接続の有線LAN(RJ45)変換アダプタと、Mini-VGA接続のD-Sub 15ピン変換アダプタが付属する。薄型ボディに可能な限りの拡張性を持たせるため、USB変換アダプタや小型端子を採用しているのはいいのだが、携帯利用時にはアダプタも持っていく必要がある点は覚えておきたい。なお、Micro HDMIからHDMIに変換するアダプタは付属しないので、ユーザーが用意する必要がある。

UX21E-KX128の前面(写真=左)と背面(写真=右)。インタフェース類は用意されない

UX21E-KX128の左側面には、手前からマイク/ヘッドフォン共用端子、USB 3.0、アナログRGB出力(Mini-VGA)を搭載(写真=左)。右側面には手前から電源インジケータ、Micro HDMI出力、ACアダプタ接続用のDC入力が並ぶ(写真=右)

UX31E-RY256の前面(写真=左)と背面(写真=右)。こちらもインタフェース類は用意されない

UX31E-RY256の左側面(写真=左)と右側面(写真=右)。UX21E-KX128とほぼ同じ仕様だが、左側面にはSDXC対応のSDメモリーカードスロットを追加している

製品にはUSB接続の有線LAN変換アダプタ(写真=左)と、Mini-VGA接続のD-Sub 15ピン変換アダプタ(写真=中央)が付属する。右側面のUSBポートは、付属ソフトの「USB Charger+」により、バッテリー駆動の状態であっても電源オフ/休止状態/スリープでの給電が行える(画面=右)

カーソルキーの下には、「Audio by Bang & Olufsen ICEpower」のロゴがあしらわれている

 薄型軽量ノートPCながら、オーディオ面にも妥協がない。ASUSがオーディオ重視のノートPCなどに採用しているBang & Olufsen ICEpowerと共同開発したサウンドシステムを搭載しているのだ。

 内蔵ステレオスピーカーの開口部が表面にない(UX21E-KX128は底面に開口部がある)ためか、わずかに音がこもるような印象もあるが、薄型ボディでスピーカーの容量を十分確保できない割には音量が大きく、中域から高域がしっかり出て、チープさはまったくない。

UX21E-KX128のデバイスマネージャ画面。SSDは「ADATA XM11 128GB」、Bluetooth 4.0は「Atheros AR3012」、無線LANアダプタは「Atheros AR9485WB-EG」とある

UX31E-RY256のデバイスマネージャ画面。SSDは「SanDisk SSD U100 256GB」、Bluetooth 4.0は「Atheros AR3012」、無線LANアダプタは「Atheros AR9485WB-EG」とある

独自ユーティリティを中心とした付属ソフト群

 OSは64ビット版のWindows 7 Home Premium(SP1)をプリインストールする。

 付属ソフトはASUS独自のユーティリティ群が中心だ。Webカメラ撮影の「LifeFrame 3」、省電力管理の「Power4Gear Hybrid」、ファイル削除の「Secure Delete」、画質調整の「Splendid Video Enhancement Technology」、アカウント管理の「Smart Logon」、無線機能管理の「Wireless Console 3」、USBデバイス充電サポートの「USB Charger+」、高速起動の「InstantOn」、バッテリー駆動時間確認の「PowerWiz」、電源ボタン支援の「PWR Option」、リカバリディスク作成の「AI Recovery」、ソフト自動更新の「Live Update」、BIOS更新の「WinFlash」などをそろえる。

 サードパーティ製のソフトは、ウイルス対策の「Trend Micro Titanium Internet Security(体験版)」、有害サイトフィルタリングの「i-フィルター5.0(30日間体験版)」、オフィススイートの「KINGSOFT Office 2010 Standard(30日間体験版)」、PDFリーダーの「Nuance PDF」など、最小限の内容だ。

 ASUSの主なユーティリティとNuance PDFは、デスクトップの「AsusTools」フォルダ内にショートカットが集められており、エンターテイメント、システムツール、セキュリティと保護、バックアップと復元、ワークツールといった用途別に選べる。また、動画でZENBOOKの基本動作を確認できる操作ガイド「ASUS Totor」も用意され、初心者へのフォローが見られるのは好印象だ。

デスクトップの「AsusTools」フォルダ内には、用途別にソフトのショートカットが集められている(画面=左/中央)。動画による操作ガイド「ASUS Totor」も用意されている(画面=右)

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