GA-Z77-D3Hは、ATXフォームファクタのモデルで、拡張スロットにはPCI Express(第3世代) x16対応を3基、PCI Express x1対応を3基、そして、PCI対応を2基備える。映像出力インタフェースはHDMI、DVI、アナログRGBをそろえ、バックパネルにはUSB 3.0を4基用意する。また、Serial ATA 6Gbps対応インタフェースもオンボードに2基搭載する。なお、基板に載せるSerial ATAの数は、GA-Z77X-UD3Hより多い8基だ。
GA-Z77M-D3Hは、micro ATXフォームファクタのモデルだが、PCI Express 3.0 x16対応の拡張スロットを2基用意して、SLIやCrossFireといったマルチGPU環境が可能になっている。バックパネルに搭載した映像出力インタフェースでは、HDMI、DVI、アナログRGBをそろえる。同じくバックパネルにはUSB 3.0を2基搭載するほか、基板に載せたSerial ATAインタフェースでは、6Gbps対応として2基を備える。なお、GIGABYTEのマザーボードで多くのモデルが載せているmSATAスロットを持たない。
GA-Z77MX-D3Hも、micro ATXフォームファクタのモデルで、拡張スロットにPCI Express x16対応をGA-Z77M-D3Hより多い3基を備える。しかし、マルチGPU環境はグラフィックスカード2枚までにとどまる。
GA-H77M-D3Hは、Intel H77 Expressチップセットを搭載したmicro ATXフォームファクタのモデルだ。拡張スロットのでは、PCI Express x16対応が2基あるが、マルチGPU環境はCrossFireのみをサポートする。映像出力インタフェースは、HDMI、DVI、アナログRGBを備える。
GA-H77-D3Hは、GA-H77M-D3HのATXフォームファクタモデルとなる。拡張スロット構成はPCI Express x16対応が2基とGA-H77M-D3Hと同じだが、PCI Express x1対応が3基とPCI対応が2基となる。マルチGPU環境の対応と映像出力インタフェースの仕様はGA-H77M-D3Hと共通する。
GA-B75M-D3Hは、型番からするとIntel B57 Expressチップセットを搭載した廉価モデルとなる。映像出力インタフェースは、HDMI、DVI、アナログRGBを備え、ビジネス向けシステムでも利用を想定していて、安定動作を重視する。そのため、Dual Unified EFIの採用や Ultra Durable 4の導入に加え、すべてのコンデンサを日本製にするという面を訴求している。
GA-B75-D3Vも、Intel B57 Expressチップセットを搭載する。こちらは、ATXフォームファクタモデルだ。品質重視の仕様はGA-B75M-D3Hと同じだが、映像出力インタフェースは、DVIとアナログRGBだけになる。
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