戦力拡大! “X79”マザーボード図鑑CeBIT 2012(1/3 ページ)

» 2012年03月13日 15時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]

Xeon Eファミリー登場で自作ユーザーはX79マザーに注目

 Intel X79 ExpressチップセットとLGA 2011と実装したマザーボードは、CPUに“Sandy Bridge-E”という開発コード名で呼ばれてきたCore i7-3000番台を利用するハイエンドラインアップのモデルが並ぶ。利用できるCPUのモデルが限られるだけに、高い性能と高負荷時動作における安定動作を重視するユーザーに選ばれるプラットフォームだが、CPUやマザーボードの価格も比較的高いため、自作PCのプラットフォームとしては、どちらかというと少数派だ。

 しかし、CeBIT 2012に合わせてIntelが発表したXeon Eファミリーも、このIntel X79 ExpressチップセットとLGA 2011に対応するので、CPUの選択肢として、TDPの低いモデルからクロックとコア数を抑えて低価格にしたもの、そして、ハイエンドでは、Core i7シリーズより多い8コア16スレッドに対応するモデルなど、自作PCユーザーが好む「幅広い選択」がIntel X79 Express搭載マザーボードでも可能になってきた。

 マザーボードベンダーも、従来ハイエンドモデルしか用意してこなかったIntel X79 Express搭載マザーボードにmicro ATXフォームファクタや、価格を抑えたミドルレンジモデルも登場しつつある。

 Intel 7 シリーズ搭載の未発表マザーボードが注目されるCeBIT 2012でも、マザーボードベンダーは、Intel X79 Express搭載マザーボードのラインアップを拡大して展示していた。ここでは、マザーボードベンダーの展示ブースで確認されたこれらのマザーボードを集めてみた。

GIGABYTE

 「G1.Assassin 2」は、ゲームユーザー向けに、チューニング機能や高クロックでも安定して動作する品質確保を重視したモデルだ。すでに発表済みの製品だが、ここでも仕様をまとめておく。メモリスロットは4基備え、拡張スロットはPCI Express 3.0 x16対応を2基、PCI Express 2.0 x1対応が2基、PCIが1基の構成だ。

 オンボードで用意するコントローラには、ギガビットイーサネット用のKiller E2100にサウンドコントローラのCreative 20K2 Digital Audio Processor with X-Fi Xtreme Fidelityを実装する。

G1.Assassin 2のレイアウトとバックパネルインタフェース、Serial ATAインタフェース

 「GA-X79S-UD5」は、Xeon対応のC606 Expressチップセットを搭載するマザーボードだ。汎用のラインアップというものの、PCI Express 3.0 x16対応拡張スロットを5基、メモリスロットを8基、そして、Serial ATAインタフェースを全部で14基(6Gbps対応が6基に3Gbps対応が8基)、さらにはSAS対応インタフェースも備えるなど、その拡張性は、G1.Assassin 2を超える。電源回路は12フェース構成と、こちらもG1.Assassin 2の8フェーズを上回る。(掲載当初、搭載チップセットに誤りがありました。おわびして訂正いたします)

GA-X79S-UD5のレイアウトとバックパネルインタフェース、Serial ATAインタフェース

 「GA-X79-UD5」はIntel X79 Expressチップセット搭載マザーボードの汎用ラインアップ上位モデルだ。メモリスロットを8基用意し、電源回路が12フェーズ構成とGA-X79S-UD5と共通する仕様も多いが、拡張スロットが、PCI Express 3.0 x16対応で3基にPCI Express 2.0 x1対応で2基、PCIで1基の構成で、Serial ATAインタフェースの数も減らしている。

GA-X79-UD5のレイアウトとバックパネルインタフェース、Serial ATAインタフェース

 「GA-X79-UD3」は、Intel X79 Expressチップセット搭載マザーボードの廉価モデルとして登場する。メモリスロットを4基に、Serial ATAインタフェースを全部で8基にそれぞれ減らした下位モデルだが、PCI Express 3.0 x16対応スロットを4基搭載し、電源回路が8フェーズ構成であるなど、上位モデルと共通する部分もある。

GA-X79-UD3のレイアウトとバックパネルインタフェース、Serial ATAインタフェース

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