低パワーでもいい。予算10万円で“超サクサク”なPCがほしい:ショップのダメ出し!(1/3 ページ)

» 2012年03月21日 10時49分 公開
[古田雄介(ぜせ),ITmedia]

目指すのは「ライトユースのハイエンド」

オープンして間もない3月8日に、クレバリー秋葉原店を訪ねた

 ゲーム環境にそこまでこだわらないし、動画編集やエンコードのような重い作業はめったにしない。メインはブラウザとメーラー、スカイプにオフィスソフト……そのくらいの用途であれば、現在のPCパーツの相場からして、OS込みでも5万円程度で組めてしまう。

 ただし、低価格一辺倒の構成でマシンを組むと、あらゆる作業に待ち時間が発生して不便を感じることが多い。いくらライトユースといっても、メインマシンにするのは避けたほうが無難だろう。とはいえ、闇雲に予算を上乗せしてハイスペック構成にしても宝の持ち腐れだ。

 そこで今回は、「ライトユース前提のハイエンド」という、一見よく分からないようでいて実はニーズが高そうな構成を追求してみた。普段使いの快適さを求めるなら、何もハイパワーである必要はなく、ガチガチに高価なパーツを積まなくてもいい。というわけで、予算はOS込みで10万円。この範囲内で、とにかくサクサク動くマシンを目指していく。結果、最初に考えた構成は以下のようなものになった。

カテゴリ 製品名 メーカー 数量 小計
CPU Core i5-2500K インテル 1 1万8670円
マザーボード Z68 Pro3 Gen3 ASRock 1 9980円
メモリ PSD38G1333KH(4Gバイト×2枚) パトリオット 1 3270円
SSD AGILITY 3 120GB OCZ 1 1万870円
HDD WD Caviar Green WD20EARX(2Tバイト) ウェスタンデジタル 1 1万980円
光学ドライブ AD-7280S-0B(DVDマルチ) ソニーオプティアーク 1 2770円
グラフィックスカード − − − −
PCケース 黒糸縅 H405-500BRZ ハントキー 1 1万1800円
電源 (※ケースに付属/定格500ワット) − − −
OS Windows 7 Home Premium 64ビット DSP版(USB2.0カードとセット) マイクロソフト 1 1万998円
合計金額は7万9338円。各パーツの単価は、2012年3月時点のクレバリーeショップの価格を参考にしている

 将来の拡張性も確保できる多機能なIntel Z68 Expressマザーをベースに、Sandy Bridgeの中でも上位のGPU「Intel HD 3000」を内蔵する「Core i5-2500K」を積み、メモリは割安なDDR3-1333 4Gバイトの2枚セットをチョイス。グラフィックスカードは非搭載で、電源やPCケースも最小限の構成にとどめた。

 予算を割いたのはストレージだ。HDDブートとSSDブートでは体感レベルでケタ違いの速度差がある。そこで、データ用に2TバイトHDDを確保したうえで、ブートドライブにはリード最大525Mバイト/秒、ライト最大500Mバイト/秒の「AGILITY 3 120GB」を採用した。OSは64ビットのWindows 7 Home Premiumとしたところ、合計金額は7万9338円だった。

 この構成にダメ出ししてもらうべく向かったのは、3月3日にオープンしたクレバリー秋葉原店。同1号店のころから豊富な経験と知識でショップをけん引してきた秋葉晃一氏が、構成表を受け取ってくれた。果たして……!?

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年11月07日 更新
  1. メーカー自身がバックドアを仕込み、犯罪集団に“販売” 乗っ取られたTV用端末130万台超、Googleが遮断 日本の警察庁も参加 (2026年11月05日)
  2. Windows PC向けゲームの「ロード待ち」はなぜ起こる? 背景に過去との「互換性」 (2026年11月05日)
  3. 画面は見やすく広告なし! 睡眠モニター機能はどう? Amazonの新型スマートクロック「Echo Time」の使い勝手と気になる点 (2026年11月06日)
  4. 耳をふさがないEDIFIER「Comfo Bass Pro」は朝から夜まで充電不要 1万円強でLDACとDolby Audio対応、在宅勤務の“つけっぱなし”にピッタリ (2026年11月06日)
  5. 初登場時の約3倍! でも“通常価格”の120万円台に高騰した「GeForce RTX 5090」――それでもアキバで買い手が途絶えない理由 (2026年11月07日)
  6. ミュンヘン市はなぜ再びオープンソースソフトウェアへ回帰するのか? 脱Microsoftを巡る欧州の最新事情 (2026年11月04日)
  7. 手書き文書の文字起こし+会話録音も可能なスマートノート Makuakeで先行販売を開始 (2026年11月05日)
  8. ソニー、初代ウォークマン付属ヘッドフォンをイメージしたType-C有線ヘッドフォン (2026年11月07日)
  9. 月1200ドルのAIコストが電気代20ドルで済む? NVIDIA「RTX Spark」搭載PCのデモで見えた“ローカルAI”の実力 (2026年11月04日)
  10. 価格は約9万円に上昇、それでも“買い”か? DJIの360度カメラ「Osmo 360 II」を初代と比べて分かったこと (2026年11月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー