「石を載せ換えるか否かが選択のカギになりそう」――Z77/H77/B75マザーが登場!古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2012年04月09日 11時00分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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新しい“斜め”を取り入れた「刀4」やセラミックコーティングの「Dark Knight」

 新型マザーの登場で、周辺パーツもにわかに盛り上がっている。TSUKUMO eX.は「マザーボードの導入となると、マシン一式買い換えるという人はかなり多いですからね。CPUやメモリだけでなく、PCケースやクーラー関連にも勢いがつきますよ」と期待を込めていた。そのなかでも、CPUクーラーはメインストリームに有力な新製品がいくつも登場している。

 サイズから登場したのは「グランド鎌クロス リビジョンB」と「刀 4」の2モデル。ともにLGA 2011/1366/1155/1156/775とSocket AM3(+)/AM2(+)/FM1に対応する。価格は順に4000円弱と3500円弱だ。このうちグランド鎌クロス リビジョンBは、従来からある「グランド鎌クロス」をLGA 2011にも対応させたマイナーバージョンアップモデル。ツートップ秋葉原本店は「メモリにも風を当てやすい構造で、大型のわりには取り回しもしやすく、安定して売れていますね」と評価していた。

サイズ「グランド鎌クロス リビジョンB」

 旧モデルから大幅な変更がみられたのは「刀4」だ。従来のようにヒートシンク全体が斜めに傾いたデザインから一新し、垂直に立ったヒートシンクに斜めに傾いたフィンが走る構造に切り替えている。パソコンハウス東映は「こうすることで冷却性能を高めたとのことです。従来型が好きだった人の評価は割れそうですが、ほかのパーツとの干渉チェックは事前にしやすくなりましたね」と語る。

サイズ「刀4」

 3つめは、XIGMATEKの「Dark Knight SD1283 Night Hawk Edition」。ヒートシンク全体をセラミックコーティングした世界初のクーラーで、前後に12センチファンを固定して効率的に冷却するデザインとなっている。価格は4000円弱だ。PC DIY SHOP FreeTは「セラミックコーティングで熱伝導率が高くなるうえ、表面の凹凸が増えることでより冷えやすくなるようです。マット調の黒いヒートシンクも格好いいですし、本体重量は約406グラムと意外に軽いのもポイントですね」と話していた。

XIGMATEK「Dark Knight SD1283 Night Hawk Edition」

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