iMacが“タッチ対応”に──後付けタッチパネルキット「iMask-M」とWindows 8への可能性ファインテックジャパン/Display 2012

» 2012年04月11日 18時00分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
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iMac用後付けタッチパネル「iMask-M」 Windows 8+Windowsマシン用にも?

photo iMac 21.5インチ専用の後付けタッチパネル「iMask-M」

 東京・有明の東京ビッグサイトで、フラットパネルディスプレイの総合展示会「第22回 ファインテック ジャパン」および「Display 2012(国際フラットパネルディスプレイ展)」が行われている。同時開催の展示会含めて製造機器や部材、検査機材、技術展示といったビジネス/産業用途の展示が多くを占めるが、PCやスマートフォン、タブレット、ディスプレイといったコンシューマー機器においては「より安価・手軽に内蔵化+利用シーンの提案」とともに、より分かりやすく、手軽に機能を追加できる「後付け」の製品・技術を展示するブースが来場者の注目を集めていた。

 タッチパネルセンサーの製造・販売を行うタッチパネル研究所(東京都)は、iMac 21.5インチをマルチタッチ対応にする「iMask-M」、32/42V型の静電タッチパネル付きディスプレイを埋め込んだ「マルチタッチテーブル」、光学式タッチパネルを内蔵した「マルチタッチモニター」などを展示。タッチパネルは静電容量/抵抗膜/光学(赤外線走査)/超音波など複数の方式があり、ペン操作/マルチタッチ/耐久性/光透過率など、それぞれの方式の強み/弱みに応じて用途や環境に応じて使い分けられている。


photophoto iMacのボディ形状に合わせてあるので、後付けで装着しても違和感がほとんどない。PC本体に重ねてUSB接続するだけで利用できる簡単さもポイントだ

 iMask-Mは、同社のタッチパネルを用い台湾TimeLinkが製品化した後付けタッチパネルキット。iMac 21.5インチのデザインに最適化され、本体を前面にかぶせるだけでiMacのタッチ対応が完了する。価格は約200USドル(国内販売は未定)。

 センサーは光学式で、パネルの仕様においては最大32ポイントのマルチタッチをサポートする。ベゼル部に赤外線発光素子と受光素子を内蔵し、タッチして光が遮られた位置の座標を検出する仕組み。容易に設置できるため、フレーム形状の工夫のみでWindows搭載の液晶一体型PCや一般液晶ディスプレイなどにも転用可能という。

 2012年後半に登場予定と言われるのWindows次期バージョン“Windows 8(仮称)”は、タッチ操作を重視したユーザーインタフェースを採用し、タッチパネル向けの機能も強化される。数千円〜1万円前後で購入できるWindows 8搭載PCのアフターパーツとして、今後こういった製品の市場拡大にも期待したい。

photophoto 光学式(赤外線操作方式)センサーは、静電容量方式と比べて耐傷や光透過率、表示品質が優れる傾向があり、POS端末やATM/発券機などで採用例が多い。手袋をしていても操作できる。TimeLinkは32/42型サイズのタッチディスプレイ搭載テーブル「iSurface」も製品化している。解像度は1920×1080ドット、視野角は上下左右178度。表面はフルフラットだ。Core iシリーズ搭載の小型PCがテーブルの裏に設置してある。テーブルの形状はいかようにもできるので、情報表示/オーダー機能付きテーブルとしてレストランや喫茶店などへの採用を推進したいという
photophotophoto タッチパネル関連製品の開発・製造を専業で行うタッチパネル・システムズ(神奈川県)。タッチパネルはそれぞれの方式で特徴があり、同社は超音波表面弾性波、抵抗膜、赤外線走査(光学)、音響波照合、静電容量、各種主要方式のタッチパネルを用途に応じて提供できるのが強みという。2点タッチ対応の液晶ディスプレイ「2201L」など、超音波方式タッチパネルも製品化されており、マイクロソフトの“Windows Touch AQ”認証も取得済みとのことだ

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