東芝の「コンバーチブル」なUltrabookをじっくり触ったCOMPUTEX TAIPEI 2012(2/2 ページ)

» 2012年06月08日 11時58分 公開
[長浜和也,ITmedia]
前のページへ 1|2       

いろいろなバランスを考慮して決まったサイズと解像度

 21対9という横に長い液晶ディスプレイと搭載する「Satellite U840W」については、米国で製品を発表している。米国東芝のWebページでも製品の概要について紹介しているが、それによると、液晶ディスプレイサイズは14.4型ワイドで解像度は1792×768ドット。harman/kardonのスピーカーを本体のキーボード脇に内蔵する。など、シネマスコープの液晶ディスプレイを生かした映画コンテンツの視聴を意識した仕様になっている(なお、Intelの基調講演では「Satellite U845W」と製品説明にはあったが、米国東芝のWebページでは「Satellite U840W」となっている)。

 システムの構成としては、CPUにCore i5クラスのモデルを搭載し、データストレージは容量256GバイトのSSD、もしくは、容量500GバイトのHDDと容量32GバイトのSSDの組み合わせ(SSDはキャッシュメモリとして利用する)を用意する。米国東芝のWebページでは、出荷開始が7月15日で、価格は999ドルからとしている。

 液晶ディスプレイのサイズと解像度について、檜山氏は「特殊な比率なので、ディスプレイメーカーと一緒により高い解像度や低い解像度を試して、ユーザーが最も気持ちよく使えるところを探したところ、このサイズと解像度になった。Ultrabookとしてのサイズと価格も考慮している」と説明した。また、ほかの“第2世代”Ultrabookで採用が進むThunderboltをSatellite W840Uは搭載しないが、これも「現時点でユーザーのメリットが十分に訴求できないのと、価格を抑えるために採用していない」と述べている。

こちらも、サイズは非公開なので、人物との比較で大きさを把握するしかない。ただ、液晶ディスプレイを搭載する天板部分については、368(幅)×200(奥行き)ミリというサイズを公開している。これは、ディスプレイを開いたときの高さが、これまでの12型ワイド級液晶ディスプレイ搭載ノートPCと同じになるように抑えたためという(奥行きサイズは、ThinkPad X230とほぼ同じだ)

同様に、Windows RT対応のARM搭載デバイスのセパレートタイプ(写真=左)とクラムシェルタイプ(写真=右)も、サイズ非公開なので、人物との比較で大きさを把握するしかない


 東芝は、テレビとPC、スマートフォンとこれまで独立していた各事業部を統合した「デジタルプロダクツ&サービス社」を設立したが、その理由の1つとして、ARMを搭載するデバイスのスペックがPCに近づいたおかげで、テレビからタブレットデバイスまで、すべての機器で同じコンテンツが利用できるようになった背景を挙げている。

 コンテンツを共有するサービスをクラウドで提供することも含めて、幅広いデバイスを用意してユーザーのニーズを見極めるのが2012年の大きな課題と東芝は考えている。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. Apple製品が一斉値上げ、Mac Studioは9万円超も 主要モデルの新価格まとめ (2026年06月25日)
  2. 血管の健康状態も可視化! サブスク不要で「振動通知」を備えた意欲作のスマートリング「RingConn Gen 3」を試す (2026年06月25日)
  3. 手首の負担を減らす“逆チルト”が秀逸! Razer初の多機能エルゴキーボード「Pro Type Ergo」はオフィスの救世主に (2026年06月26日)
  4. Gemini搭載「Google Home スピーカー」は買いか? 6年ぶりの新モデルを試して分かった賢さと課題が見え隠れする“次世代機”の現在地 (2026年06月24日)
  5. 実売2000円台とコスパ最強だけど玄人向け? 断線や充電専用ケーブルも一目で判明するXYZA「USB-C CABLE CHECKER 2」の実力 (2026年06月26日)
  6. 8980円の「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ5MP」を試す 約500万画素で人物追跡、有線LAN接続も (2026年06月24日)
  7. 間もなく登場するWindows 11次期アップデート「26H2」で何が変わる? 2027年に向けたUI進化と高速化 (2026年06月23日)
  8. AM4の勢いは止まらない!? 熱伝導シート付属の「Ryzen 7 5800X3D 10th Anniversary Edition」が登場 (2026年06月27日)
  9. ビックカメラがBTOデスクトップPCの販売を開始 (2026年06月26日)
  10. カジュアルゲーマーの最適解になる? 日本HPのゲーミングノートPC「HyperX OMEN 15」のIntelモデルを試す (2026年06月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー