OCZ「Z-Drive R4」で究極のSSD性能を知るこの価格にして、この性能あり(3/3 ページ)

» 2012年07月03日 16時30分 公開
[長畑利博,ITmedia]
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PCMark 7

PCMark 7 Storage score Z-Drive R4 Vertex 4 v1.4
Secondary storage score 5731 5238
Windows Defender (Mバイト/秒) 5.43 5.5
importing pictures (Mバイト/秒) 34.33 29.14
video editing (Mバイト/秒) 23.37 22.31
Windows Media Center (Mバイト/秒) 8.33 8.22
adding music (Mバイト/秒) 1.38 1.4
starting applications (Mバイト/秒) 75.78 52.8
gaming (Mバイト/秒) 17.64 16.34

 通常は性能差の出にくいPCMark 7のテスト結果だが、画像データの取り込みを行う「importing pictures」やアプリケーションの起動速度を調べる「starting applications」では大きな差が出た。このくらいの差になると体感でも確実に分かる。

AS SSD Benchmark 1.6.4237.30508

Compression-Benchmark

Z-Drive R4
Vertex 4

Copy-Benchmark

Z-Drive R4
Vertex 4

 ISOイメージファイルや、プログラム、ゲームパッケージなどのファイルコピーを行う「Copy-Benchmark」と、データの圧縮効率をみるために転送速度の変化グラフを表示する「Compression Benchmark」をテストしている。Copy-Benchmarkについては、ほかのベンチマークと同様の傾向だが、Compression BenchmarkではSandForceコントローラの影響で圧縮効果が出ている。ただ、グラフの傾向はSandForceコントローラ単体搭載のSSDでは圧縮率が上がるほど転送速度が上がるのに対し、本製品では全体的には横ばいで、圧縮率45〜70パーセント付近では転送速度が下がっている。

次世代SSDが目指すスペック

 正直なところ、Z-Drive R4とVertex 4のベンチマークテスト結果を並べてみても、性能差(そして、価格差も)がありすぎるため、その結果を比較することにはあまり意味がない。他のSSD同士の比較が誤差にしか見えないレベルだ。価格についても、個人で手の届く範囲ではない。そういう意味では、このベンチマークテストの結果は、現時点で最高級のSSDとは、こういうものだという意味で見て楽しんでもらえれば幸いだ。

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