SSDに特化したAS SSD Benchmarkの結果では、圧縮効率を見るための転送速度の変化グラフを表示するCompression Benchmarkにおいて、M3 Proと同じように、ほぼ変化のない平行線のグラフを描いている。コントローラー側にデータの圧縮機能が備わっていないことを示している。
M3 Pro発売から半年程度しか時間が経過していないものの、M5 Proは、新コントローラであるMarvell「88SS9187」を搭載することで、M3 Proシリーズで弱点とされていたランダムアクセス性能を向上した。ファームウェアの変更では、Versionが“0.1”上がっただけということもあってか、性能差は極端に大きいというわけではない。同社製品の売りである長期使用でパフォーマンスの低下を起こさない「True Speed Technology」といった機能も受け継いでいる。SSDの導入を考えているユーザーにとって、M5 Proは、必ず候補に挙げて検討すべき製品といえるだろう。
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