「G-Master Cutlass-ITX」の“PCゲーム耐性”をチェックしたこりゃ、かっとぶぞ! ゲェェェム!!(3/3 ページ)

» 2012年09月27日 15時30分 公開
[林.佑樹(撮影:矢野渉),ITmedia]
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ベンチマークテストの結果はハイエンドらしいものに

 ベンチマークテストは、PCMark 7と3DMark 11、PSO2キャラクタークリエイト体験版付属ベンチ、Windows エクスペリエンスインデックス、そして、CrystalDiskMark 3.0.1を実行した。

 PCmark7と3DMark11の結果を見てみると、CPUパワーもあって、高い結果を出しているが、さらに高い性能を望むならば、評価機のGeFroce GTX660 Tiを最上位のグラフィックスカードに交換してもいい。PSO2キャラクタークリエイト体験版付属ベンチは、簡易描写設定5のみを計測した。プレイにまったく支障ないスコアが出ただけでなく、Expression Encoder 4を走らせた状態でもWindowモードでは、18562と高いスコアを出している。実際にプレイしても、12人いる状態のでPSEバーストでもたつきを感じなかった。接近戦の場合はフレームレートの落ちを体感するかもしれないが、それはフレームレート90以上を設定している場合で、60フレームを選んでいる場合は、まず感じないレベルといっていい。

ベンチマークテスト スコア
PCMark 7 PCMarks 3083
Lightweight 2283
Productivity 1834
Creativity 3567
Entertainment 4257
Computation 5179
System storage 1666
3DMark 11 (Performance) 3DMark 7933
Graphics 7883
Physics 9300
Combined 6768
3DMark 11 (Extream) 3DMark 2639
Graphics 2403
Physics 9284
Combined 2840
3DMark 11 (Entry) 3DMark 11757
Graphics 13641
Physics 9315
Combined 8152
PSO2キャラクタークリエイト体験版付属ベンチ Window 簡易描画設定5 Score 20882
PSO2キャラクタークリエイト体験版付属ベンチ Fullscreen 簡易描画設定5 Score 11938

Windowsエクスペリエンスインデックスは5.9。プライマリハードディスクの値が最も低かったが、そのほかは7.7以上で、まったく問題ない(写真=左)。HDDとして見るとスコアは高い。BTOでIntel Smart Response Technologyでキャッシュとして利用するSSDを用意するとより快適になるだろう(写真=右)

小ぶりなゲーミングPCの購入を考えるなら真っ先に選んでよし!

 PCゲームは、カジュアルなブラウザゲームとヘヴィなタイトルの2極化が進んでいる。FPSやRTSが“ヘヴィ”の典型的な例だが、とにかくPCパワーを貪欲に要求してくる。自作するのも楽しみだが、購入してタイムラグナシにプレイに戻りたいというのであれば、BTOが可能なゲーミングPCがお勧めとなる。G-Master Cutlass-ITXは、かわいい見た目ながら、基礎体力と拡張性に優れるため、途中でプレイするゲームタイトルが変わって、よりスペックが必要になった場合も安心だ。

 評価作業で行った耐久テストからも分かるように、長時間のプレイに耐えるPCでもあるので、ヘヴィなゲーマーも安心して使えるはずだ。さらに、持ち運びのしやすさを考えるとこれから日本でもはやるかもしれないLANパーティー用にちょうどいい。

 ちょっと先を見据えてゲーミングPCを探しているのであれば、G-Master Cutlass-ITXは真っ先にチェックしたいモデルだろう。

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