「これは本当に簡単」――気合いが伝わるShuttle入魂のNASキットが登場：古田雄介のアキバPickUp！（3/4 ページ）

[古田雄介（ぜせ）＆ITmediaアキバ取材班，ITmedia]

「ホコリなんて気にしない的なやつです」――IN WINのPCケース「H-FRAME」がデビュー

　HDDケースだけでなく、PCケースにもインパクトの強い新製品がある。IN WINのATXケース「H-FRAME」で、価格は4万円弱だ。10月上旬発売予定で展示していたショップもあったが、すでに少数が販売された。週明け時点の在庫は少数となっている。

IN WIN「H-FRAME」（写真＝左）。PC DIY SHOP FreeTは10月上旬予定で先行展示していた（写真＝右）

　H-FRAMEは側面と並行に並べた11枚のアルミプレートで大枠が構成させている斬新なデザインが特徴だ。フロントや底面、背面などを覆うプレートはなく、上面にもメッシュ状のパネルが挟み込まれるのみになっている。5インチベイはフロント上部に斜め下向きに固定する仕様で、3基の3.5インチベイと1基の2.5インチベイを備える。電源は非搭載だ。また、フロントと背面に12センチファンを固定するフレームも用意している。

　PC DIY SHOP FreeTは「ホコリなんて気にしない的な、非常に潔いデザインです。光学ドライブが斜め固定なので、負担がちょっと大きそうではありますが、熱がこもる心配は一切ないので、ファンレス志向や静音志向の人にも面白いモデルかもしれません。もちろん、見た目重視という人にもおすすめです。約4万円と高いケースですが、それを振り切るくらいの存在感はあるかなと思います。どれだけで売れるか期待したいですね」と話していた。

フロント面。右側にUSB3.0ポートや電源スイッチがある（写真＝左）。HDDベイやファンベイもアルミパネルを加工して作られている（写真＝中央）。右側面側。両側面はシルバーの窓なしプレートで覆う（写真＝右）