ここから本気で次世代OSモード! Windows 8色に染まるアキバ古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2012年10月15日 11時59分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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ミドルレンジの本命か? GeForce GTX 650 Ti搭載カードが一斉にデビュー!

GeForce GTX 650 Ti搭載グラフィックスカード

 新製品の点数が多かったのはグラフィックスカードだ。先週はNVIDIAの新GPU「GeForce GTX 650 Ti」を搭載したグラフィックスカードが複数のメーカーから一斉に登場している。価格は1万3000円弱から1万7000円前後。在庫は潤沢だ。

 GeForce GTX 650 TiはGTX 650の上位にあたるGPU。コアクロックは925MHzで、メモリはGDDR5 1Gバイトが標準となるが、オーバークロックモデルや2Gバイト搭載モデルをラインアップするメーカーも複数ある。標準仕様のTDPは110ワットで、6ピンの補助電源コネクタを1基備えている。

 ドスパラ パーツ館は「ミドルレンジの本命になり得るGPUですね。価格的にも1万円前半という、ちょっと高性能なグラフィックスカードが欲しいという人が手を出しやすい価格帯ですし、初回からわりと好調に売れています。このラインが好調なRadeonもうかうかしていられないと思います」と話していた。

 別のショップはさらに過激に語る。「Radeon HD 7000ファミリーも発売当初は好調でしたが、後発のGeForce 600ファミリーに性能面と省エネ面で押されてしまって失速気味です。唯一売れているのがミドルレンジのHD 7770と7750のラインですが、そこにNVIDIAは細かすぎるくらいのラインアップをぶつけてきました。そのラストを飾ったのが、このGTX 650 Tiというわけです。これでNVIDIAの完全勝利になるのか、AMDが持ちこたえるのか。個人的にはAMDに頑張ってもらいたいのですが……」(同店)。

ギガバイトのGTX 650 Ti搭載カード。手前は2Gバイトメモリを積んだOCモデルとなる(写真=左)。PalitのGTX 650搭載カード。左が最安の標準仕様モデルで、ドスパラ パーツ館で1万2980円となっていた(写真=右)

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