発表会の会場ではASUS TAICHIのタッチアンドトライコーナーを設けていた。ディスプレイを2つ搭載するという、他社製品にはない珍しいギミックを備えているため、多くの人が製品を実際に触って試していた。ここでは簡単ではあるが、写真でASUS TAICHIの外観や本体に搭載するインタフェースなどを紹介する。


ASUS TAICHIはクラムシェル型のノートPCでありながら、通常のディスプレイに加えて、天板に液晶を装備することで、天板を閉じたときに、タブレットとして利用できるのが特徴だ。ちなみに内側のディスプレイはタッチ非対応となる
TAICHIキーを押すと、ユーティリティの「TAICHI HOME」(写真=左)が起動し、両方の液晶ディスプレイを有効にして、それぞれに同じ画面を表示する「ミラーモード」や、それぞれに異なる画面を表示する「デュアルスクリーンモード」など、両ディスプレイの表示を切り替えられる(写真=右)
左右側面には2基のUSB 3.0やSDメモリーカードスロット、アナログRGB出力、Micro HDMIなどのインタフェースを備えるほか、音量調節ボタンや電源ボタン、天板側のディスプレイのオンオフを切り替えるスイッチを備える

天板側のディスプレイにはロゴを表示するライトがあるが(写真=左)、ディスプレイに画像が表示されるとロゴは消灯する(写真=中央)。同じ画面を表示する「ミラーモード」を使えば、商談などで相手に楽に説明できるというデモが行われた(写真=右)発表会の会場では、ASUS TAICHI以外にも、液晶一体型PC「All-in-One PC ET2300INTI」やゲーミングデスクトップ「CG8890」などの新製品とともに、10型のWindowsタブレット「VivoTab Smart ME400」、着脱式のWindowsタブレット「TransBook TX300」、タッチ対応のZENBOOK「ZENBOOK Touch UX31A」など、日本未発表の製品も展示した。


参考展示となっていた10型サイズのWindowsタブレット「VivoTab Smart ME400」(写真=左)。オプションで無線接続のキーボードを用意する(写真=中央)が、キーボードは非常に薄い(写真=右)。このほか、スタンド機能を持つカバーも用意するという

液晶ディスプレイ着脱式のハイブリッドノートPC「TransBook TX300」。COMPUTEX TAIPEI 2012で展示したASUS Transformer Bookと同種の製品だ。キーボードドックにはDisplayPortや有線LANポートを備える

23型ディスプレイを内蔵する液晶一体型PC「All-in-One PC ET2300INTI」(写真=左)。5ワットのサブウーファーが付属する。スタンドのギミックにより、天板は180度寝かせられる(写真=中央)。Thunderboltポートを2基搭載するなど、インタフェースが充実していることも特徴だ(写真=右)

ゲーミングデスクトップPCの「CG8890」。ボディ左上にあるボタンを押すと、CPUやGPUの動作クロック数がアップするだけでなく、内部の発熱増加を効果的に冷却するため、PCケースのサイドパネルや天板が自動で開く
2012年PC秋冬モデル:表と裏に搭載するデュアルディスプレイなUltrabook──「ASUS TAICHI」
2012年PC秋冬モデル:高音質を追求した“水平ディスプレイ”仕様の液晶一体型PC――「All-in-One PC ET2300INTI/ET2701INTI」
2012年PC秋冬モデル:エイスースがノートPCのラインアップを一新――Windows 8採用の5モデルを投入
2012年PC秋冬モデル:ASUS、GeForce GTX 690搭載ゲーミングモデルなど、デスクトップPCのラインアップを拡充
5万円台でタッチ対応のWindows 8モバイルPC――「VivoBook X202E」はアリなのか?
2012年PC秋冬モデル:ASUS、“Transformer”なWindows 8搭載11.6型タブレット「VivoTab TF810C」など3製品
2012年PC秋冬モデル:ASUS、Windows 8搭載Ultrabook「ZENBOOK UX21A」など5製品を発表Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.