ドスパラ パーツ館では、5000円で買える「500GB HDDコース」の福袋を購入した。一番人気は「ドスパラ タブレット」が入った1万2000円福袋だが、こちらは瞬く間に完売したという。500GB HDDコースは、ウエスタンデジタルのSATA 3.0 HDD「WD Blue WD5000AAKX」(4500円前後)と、そのほかのアイテムで構成されている。
なかを開けると、WD Blue WD5000AAKXのほかに、ノーブランドのマルチメモリカードリーダーや、独eitechの組み立て玩具「METAL SCONSTRUCTION 64」、水道水で稼働する置き時計「Water Power Clock」、単3アルカリ乾電池4本パックなどが入ってた。同店の通常売価ベースで大ざっぱに計算すると、全部でおよそ9000円相当になる。ソフマップ秋葉原リユース総合館の福袋と同じく、半額近い安さになっている。
ストレージとしてメインマシンに組み込めるWD Blue WD5000AAKXはもちろん、電池いらずの置き時計や乾電池など、実用的なアイテムが複数入っていたのがうれしい。さらに、知育玩具のeitechが遊び心をそそる。なかなかにハズレのない構成だった。うん、これぞ「福」。


独eitechの「METAL SCONSTRUCTION 64」。ショベルカーだ(写真=左)。水道水1回で約2週間稼働する「Water Power Clock」(写真=中央)。そのほか、アルカリ単3乾電池やSDXC対応のマルチカードリーダー、ノベルティ小物も入っていた(写真=右)元旦の電気街を見渡すと、いつもの大型連休かそれ以上の往来があった。自作PC系でも元旦を休まずに営業するショップは多く、中央通りやパーツ通りを見渡しても、半分以上の店舗のシャッターが開いているように見えた。某ショップのスタッフは「年々元旦の往来は増えています。神田明神への参拝客も多いですが、アキバのお店の福袋を持った人も一定に割合でいますから、街全体で順調に伸びている気がします」と語る。
ただ、パーツショップからは「例年以上の人入り」という声は聞かれなかった。複数の店舗に話を聞くと、せいぜい横ばいといった様子。某ショップは「サブカル系ショップの前には開店前から100人近く行列がありましたが、パーツ系だとその半分くらいがせいぜいでした。まあ、それでもたくさんのお客さんに来店いただいているのは確か。あちらのお店に負けないように頑張ります」と笑う。
2013年も自作街が大いに盛り上がることを期待しよう。
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