ソニーの美しき薄型ホームノートPCは中身もスマートか?――「VAIO Fit」実力診断(後編)15.5型/14型の液晶と性能をじっくり比較(2/3 ページ)

» 2013年05月10日 11時00分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

VAIO Fit 15/14のパフォーマンスをチェックする

 ここからは各種ベンチマークテストの結果を見ていこう。

 今回テストした評価機は、VAIO Fit 15が店頭向け上位モデル(SVF15A18CJP)、VAIO Fit 14がソニーストア直販のVAIOオーナーメードモデル(SVF14A1A1J)だ。

 これらの主なスペックは下表にまとめた。異なるのは液晶ディスプレイの画面サイズと解像度、そしてストレージの種類だ。VAIO Fit 15はハイブリッドHDD、VAIO Fit 14は通常のHDDを搭載している。

今回テストしたVAIO Fitの評価機
製品名 VAIO Fit 15(SVF15A18CJP) VAIO Fit 14(SVF14A1A1J)
販路 標準仕様モデル(店頭販売) VAIOオーナーメードモデル(メーカー直販)
CPU Core i7-3537U(2.0GHz/最大3.1GHz)
グラフィックス Intel HD Graphics 4000
メモリ PC3L-12800 8Gバイト(4Gバイト+4Gバイト)
HDD ハイブリッドHDD 1Tバイト(5400rpm/8GバイトNAND) HDD 1Tバイト(5400rpm)
液晶ディスプレイ 15.5型ワイド 14型ワイド
解像度 1920×1080ドット 1600×900ドット
光学ドライブ BD-REドライブ(BD-XL対応)
通信機能 1000BASE-T有線LAN、IEEE802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、NFC
バッテリー容量 ※ 44.4ワットアワー 44.1ワットアワー
バッテリー駆動時間(公称値) 約5時間 約5.5時間
プリインストールOS 64ビット版Windows 8
※CPUID HWMonitorによるバッテリー容量表示

VAIO Fit 15(SVF15A18CJP)のデバイスマネージャ画面。搭載するハイブリッドHDDは「TOSHIBA MQ01ABD100H」だった
VAIO Fit 14(SVF14A1A1J)のデバイスマネージャ画面。搭載するHDDは「TOSHIBA MQ01ABD100」だった

 Windowsエクスペリエンスインデックスを見ると、両製品ともプライマリハードディスクのサブスコア以外はまったく同じだ。プロセッサは「7.1」、メモリは「7.5」とハイレベルなスコアをマークしている。プライマリハードディスクのサブスコアは、意外にも通常のHDDを搭載するVAIO Fit 14のほうが高い数値だった。いずれにせよ、Windows 8を快適に操作できる性能を確保している。

Windowsエクスペリエンスインデックスの計測結果。VAIO Fit 15のスコア(画像=左)とVAIO Fit 14のスコア(画像=右)

 ストレージの性能はCrystalDiskMark 3.0.2で検証した。シーケンシャルライトのみVAIO Fit 14のほうがよいスコアだが、ほかはVAIO Fit 15のハイブリッドHDDが圧倒している。特にランダムアクセスでは最大100倍もの大差がついた。

CrystalDiskMark 3.0.2の計測結果。VAIO Fit 15のスコア(画像=左)とVAIO Fit 14のスコア(画像=右)

 PCMark 7でもSystem Storageで大きな差がついており、総合スコアを含めてほかの項目でもストレージ性能の影響とみられる優劣が生まれた。この違いは体感でもレスポンスの差として感じられる。Webブラウザの起動をはじめ、Webブラウザ内の動画や静止画表示などでHDDモデルのほうはワンテンポ待たされる感覚がある。

 もっとも、CPUのマルチスレッド性能をフルに利用するCINEBENCH R11.5がほぼ同じスコアだったように、CPU自体の性能はVAIO Fit 14でもしっかり引き出せていることが分かる。ストレージの性能がほとんど影響しない3Dグラフィックス系のベンチマークテストでも同様に、VAIO Fit 15とVAIO Fit 14の間にはっきりした差は見られない。

PCMark 7 1.4.0のスコア(グラフ=左)。CINEBENCH R11.5のスコア(グラフ=右)
3DMarkのスコア(グラフ=左)。3DMark Vantage 1.1.0のスコア(グラフ=右)
ストリートファイターIVベンチマークのスコア(グラフ=左)。MHFベンチマーク【絆】のスコア(グラフ=右)

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