デル史上最高の27型オールインワンPC――Adobe RGBカバー率99%の新型「XPS 27」が登場「Dell Graphic Pro」発表会(2/2 ページ)

» 2013年06月04日 15時14分 公開
[ITmedia]
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タワー型モデル「XPS 8700」や、SFF採用ワークステーションも登場

XPS 8700

 一方の「XPS 8700」は、性能と拡張性にフォーカスしたタワー型モデルだ。旧モデル「XPS 8500」との比較では、第4世代Coreに対応するZ87ベースのプラットフォームに移行し、CPU性能が最大15%アップしたという。

 また、メモリ容量が最大32Gバイトに、ストレージが4ベイをフルに使って256GバイトSSD+3TバイトHDDの構成を選択できるようになったほか、USB 3.0ポートが4基から6基に増え、外部映像出力の構成もHDMIとアナログRGBからHDMIとDisplayportに変更されている。このほか、Windows 7を選択可能になった点もポイントだ。

 主なスペックは、CPUがCore i5-4330(3.0GHz/最大3.2GHz)もしくはCore i7-4770(3.4GHz/最大3.9GHz)、メモリが8〜32Gバイト、ストレージが1TバイトHDD〜256GバイトSSD+3TバイトHDD、グラフィックスがGeForce GTX 645/650/660またはRadeon HD 7570M、光学ドライブがDVDスーパーマルチまたはBlu-ray Discドライブとなっている。OSはWindows 7 Home Premium/Professional、Windows 8/Windows 8 Pro。最小構成時で9万9680円から。

 このほか、発表会ではCAD/CG制作に適した法人向けのエントリーワークステーション「Dell Precision T1700」シリーズとして、ミニタワー型モデルとスモールフォームファクターモデルの2機種も披露された。

 「Dell Precision T1700スモールフォームファクタ」は、92.6(幅)×312(奥行き)×290(高さ)という、クラス最小の省スペースボディに、第4世代のCore i7またはXeon E3-1200 v3を搭載したモデル。CPUにXeon E3-1200 v3を採用し、8Gバイトメモリと1TバイトHDD、DVD-RWドライブ、グラフィックスにQuadro K600を搭載した標準構成が15万4980円で販売される。「Dell Precision T1700ミニタワー」は、Xeon E3-1200 v3、4Gバイトメモリ、500GバイトHDD、DVD-RWドライブ、Quadro K600の構成で15万9980円。

 同社のワークステーションは、ノート型の「M6700」から2Uラック型の「R7610」まで幅広いモデルをそろえており、今回新たにエントリー向けの省スペースモデルを加えることでラインアップを拡充、強化していく。同社マーケティング統括本部の原田本部長は、「Dell Precision T1700は、シェアナンバー1の奪回を狙う気合いの入った製品」と紹介した。

「Dell Precision T1700スモールフォームファクタ」(写真=左)と「Dell Precision T1700ミニタワー」(写真=中央)。デル執行役員マーケティング統括本部統括本部長の原田洋次氏(写真=右)

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