6月7日、東京メトロ赤坂見附駅に直結の「ビックカメラ赤坂見附店」がオープンした。駅に併設する「ベルビー赤坂」(地下1階〜地上9階)の全フロアを占め、約6000平方メートルの売り場面積を誇る大型店舗だ。PCや家電、カメラといったデジタル機器のほか、スポーツ用品や薬、お酒などもそろえ、オフィス街の立地条件を生かして会社帰りのビジネスマンをターゲットに据える。
ちょうどこの日は、Windows 8 Pro搭載タブレット「Surface Pro」の発売日。日本マイクロソフトの樋口社長も駆けつけ、ビックカメラの宮嶋社長とともにSurface Proの発売とビックカメラ赤坂見附店のオープンを祝った。同店3階に設置されたSurface専用コーナーには多くのユーザーがつめかけ、Surface Proに対する注目度の高さをうかがわせる。
宮嶋氏は、オフィス街に立地する同店の特性がビジネスパーソン向けのSurface Proにぴったりだとし、「是非会社帰りに立ち寄ってほしい」とコメント。
樋口氏は「Surface RTが“PCのようなタブレット”とすれば、“Surface ProはタブレットのようなPC”。普通のビジネス向けモバイルPCよりも4〜5万ほど安いので買いやすい」と話し、Officeスイートをフルに使えるSurface Proの特徴がビジネスユースに適しているとアピールした。
なお、スタートボタン(?)の復活で話題を呼んでいる「Windows 8.1」について樋口氏に聞いたところ、「日本も米国と同じタイミングでリリースする予定。時期は明言できないが年内には」とのことだった。「(Surface Proは)Windows RTユーザーからのフィードバックを反映して使いやすくなった8.1にも無償でアップデートして利用できます」(樋口氏)。

Windows 8 Pro搭載タブレット「Surface Pro」。128Gバイトモデルが9万9800円、256Gバイトモデルが11万9800円。電磁誘導式スタイラスによるペン入力に対応している点もSurface Proの特徴の1つ。ペンの後ろにある消しゴム機能も利用できるビックカメラ赤坂見附店の営業時間は午前10時から午後10時まで。6月7日から6月13日まで日替わりでオープン記念セールを実施中だ。
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