米Hewlett-Packard(以下、HP)は6月24日(日本時間)、中国・北京にて事業戦略説明・新製品発表イベント「HP World Tour 2013」を開催し、今夏発売予定のPCを紹介した。ここではAndroid OSを採用した21.5型タブレット「HP Slate 21 All-in-One」を取り上げる。
本製品は21.5型ワイド液晶ディスプレイを搭載する巨大なAndroidタブレットだ。背面にスタンドを備えており、画面を立ててデスクトップPCのように使うこともできる。画面は70度まで傾けられる。搭載するCPUはNVIDIA Tegra 4だ。液晶ディスプレイはマルチタッチ対応のIPSパネルを採用し、1920×1080ドット(フルHD)表示に対応する。
OSはAndroid 4.2で、家庭向けのマシンとして複数ユーザーのアカウント作成に対応する。インターネットに接続せずにデバイス間で写真や動画を共有するワイヤレスダイレクト機能にも対応。デュアルバンドテクノロジーにより、音楽や動画を再生しながらWebブラウジングができるという。
インタフェースはSDメモリーカードスロット、USB 2.0、ヘッドフォン出力などを搭載する。液晶ディスプレイ上部にWebカメラを配置し、DTS Soundに対応するステレオスピーカーもディスプレイ下部に備えた。価格は359ドルだが、その他のスペックや発売時期は公開していない。仕様が判明し次第、後刻詳細をお伝えする。
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