HP、21.5型の巨大Androidタブレット「HP Slate 21 All-in-One」を発表家庭向けの新マシン、価格は359ドル

» 2013年06月25日 02時30分 公開
[池田憲弘,ITmedia]
photo HP Slate 21 All-in-One

 米Hewlett-Packard(以下、HP)は6月24日(日本時間)、中国・北京にて事業戦略説明・新製品発表イベント「HP World Tour 2013」を開催し、今夏発売予定のPCを紹介した。ここではAndroid OSを採用した21.5型タブレット「HP Slate 21 All-in-One」を取り上げる。

 本製品は21.5型ワイド液晶ディスプレイを搭載する巨大なAndroidタブレットだ。背面にスタンドを備えており、画面を立ててデスクトップPCのように使うこともできる。画面は70度まで傾けられる。搭載するCPUはNVIDIA Tegra 4だ。液晶ディスプレイはマルチタッチ対応のIPSパネルを採用し、1920×1080ドット(フルHD)表示に対応する。

photophoto 背面にスタンドを備えており、画面を70度まで傾けられる
photophoto 左側面にはSDメモリーカードスロット、USB 2.0、ヘッドフォン出力を備える(写真=左)。右側面には音量調節ボタンや、輝度調節ボタンを配置する(写真=右)

 OSはAndroid 4.2で、家庭向けのマシンとして複数ユーザーのアカウント作成に対応する。インターネットに接続せずにデバイス間で写真や動画を共有するワイヤレスダイレクト機能にも対応。デュアルバンドテクノロジーにより、音楽や動画を再生しながらWebブラウジングができるという。

 インタフェースはSDメモリーカードスロット、USB 2.0、ヘッドフォン出力などを搭載する。液晶ディスプレイ上部にWebカメラを配置し、DTS Soundに対応するステレオスピーカーもディスプレイ下部に備えた。価格は359ドルだが、その他のスペックや発売時期は公開していない。仕様が判明し次第、後刻詳細をお伝えする。

photophotophoto HP Slate 21 All-in-One(写真=左、中央)。家族向けマシンとして複数アカウントによるログインに対応する(写真=右)
photophotophoto Android 4.2をプリインストールし(写真=左)、CPUはTegra 4を搭載する(写真=中央)。IPSパネルを採用した液晶ディスプレイはフルHD(1920×1080ドット)表示に対応する
photophotophoto ディスプレイ下部にはDTS Sound対応のスピーカーを搭載する(写真=左)。KINGSOFT製オフィスアプリが付属する(写真=中央)。価格は359ドル。Tegra 4搭載のマルチタッチ対応21.5型タブレットと考えると安価だ(写真=右)

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