また今回のCESでは、いくつかの新コンセプト製品を参考展示する予定だ。1つは「フレームレス・ミラーディスプレイ」と呼ばれる新スタイルのテレビ。こちらはCES開幕後のブースリポートで紹介したい。

“使えるスマート”な機能を中心に、日本でも人気の「タイムシフトマシン」や「TimeOn」といった機能を積極的に海外展開していく(左)。新提案の1つとして、フレームレス・ミラーディスプレイという新しいタイプのディスプレイ装置をCESに参考展示する(右)2つめは「Borderless Board」と呼ばれる据え置き型タブレット製品。スペックなどの詳細は非公表ながら、写真や動画コンテンツの表示のほか、一般的なタブレット製品のようにメモボードやカレンダーアプリが用意されていて情報端末としても利用できるなど、提案型の製品になっているようだ。また4Kディスプレイを搭載したノートPCも参考展示が行われているが、とくにプロフェッショナルなビジネス用途での提案を重視しているとのことで、「東芝が強みとしているノートPC分野でビジネス市場に本格的に食い込むための戦略製品」という位置付けになっている。これまで4K表示に対応したノートPC製品は展示されていたことはあるが、実際に4Kディスプレイを搭載した製品は初となる。

「Borderless Board」と呼ばれる新コンセプトの据え置きタブレット装置も参考出展。市販のタブレットに近い操作感覚で、さらにメモボードやカレンダーといったアプリ、そして写真や動画閲覧などが楽しめる。動作OSや詳細なスペックは非公表とのこと
同時に参考出展されていた東芝の4Kディスプレイ搭載ノートPC。これまで4K出力に対応したノートPCはあったが、4Kディスプレイを搭載したノートPCは初だ。一般向け(左)とワークステーション向け(右)の2種類があり、とくに後者は「CADなどのプロフェッショナル用途で求められていたスペックを満たす提案型の戦略商品」とのことで、同社のノートPC戦略上非常に大きな意味を持っているという
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