将来の増設込みで、“フルHD超”を見越したゲームマシンを安く組みたい!ショップのダメ出し!(2/2 ページ)

» 2014年01月30日 18時10分 公開
[古田雄介,ITmedia]
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「スカイリムやBF4で描画にこだわらないなら」――GTX 760のメモリはGDDR5 2Gに

Inno3Dの「GeForce GTX 760 OC 2GB(N760-3SDN-E5DSX)」(上)と「GeForce GTX 760 4GB HerculeZ 2000s」(下)

 グラフィックスカードはコストカットする側に動いた。GPUはGeForce GTX 760のままで問題ないが、予算を抑えるために4Gバイトの大容量メモリへのこだわりを捨てる。

 「スカイリムやBF4で描画を気にするならメモリ容量もポイントですが、そこが重要でないなら2Gバイトで十分です」とのことで、同じInn3DのGDDR5 2Gバイトモデル「GeForce GTX 760 OC 2GB(N760-3SDN-E5DSX)」を選択。価格は2万6980円で、ちょうど6000円浮く計算だ。

 一方、CPUとHDD、OSは変更しない。「CPUは欲張るとどこまで上があるので、将来載せ替えるということで「Core i5-4440」(3.1GHz/最大3.3GHz)のままでいいと思います。HDDも本当はブート用とゲーム用に2台のSSDを加えたいですが、予算を抑えるために初期構成では動かさないでおきましょう。OSは7でも8.1でも、どちらでも大丈夫だと思います」とのことだ。なお、光学ドライブはゲームの必要に応じて追加するということで、初期構成での追加は見送った。

インテル「Core i5-4440」(3.1GHz/最大3.3GHz)。取材時の店頭価格は1万9505円だった(写真=左)。シーゲイトのハイブリッドHDD「Desktop SSHD ST1000DX001」。同じく店頭価格は8934円だった(写真=右)

 以上の変更を反映し、構成表は以下のように生まれ変わった。

ダメ出し後の構成表
パーツ 製品名 価格
CPU インテル「Core i5-4440」(3.1GHz/最大3.3GHz) 1万9505円
★マザーボード MSI「Z87-G45 GAMING」(Z87チップセット搭載) 1万4980円
★メモリ サンマックス「SMD-8G68NP-16K-D-BK」(DDR3-1600 4Gバイト×2枚) 9515円
HDD シーゲート「Desktop SSHD ST1000DX001」(1Tバイト/SSDハイブリッド) 8934円
★グラフィックスカード Inno3D「GeForce GTX 760 OC 2GB」(GeForce GTX 760搭載) 2万6980円
★PCケース コルセア「Carbide400R CC9011011-WW」 1万2839円
★電源 シルバーストーン「SST-ST85F-GS」(850ワット) 2万2980円
OS マイクロソフト「DSP版Windows8.1 64bit」 1万1886円
変更した部分は★マークをつけている。価格は2014年1月中旬のパソコンショップ・アーク店頭価格

 合計金額は12万7619円。元の構成よりも1万5000円ほど高いが、これはほぼ電源ユニットの強化分にあてられている。PCケースの価格はほぼ据え置きで、マザーボードやメモリの上乗せ分はグラフィックスカードのコストダウンが吸収している。これだけの大改造と増設計画のクリア化で、予算が12万円“台”で収まっているのはうれしいところ。松島さん、ありがとうございました!

修正した構成表を持つ松島さん

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