電源ユニットも、先週登場のヒット候補は小型がキーワードになっていた。コルセアのATX電源「CS」シリーズで、750/650/550/450ワットの4種類がラインアップされている。税込み価格は順に1万5000円前後と1万4000円前後、1万2000円〜3000円前後、1万1000円前後だ。
CSシリーズは80PLUS GOLD認証を取得した電源で、奥行きが14センチと短めになっている。ケーブルはメインと+12ボルト以外が着脱式で、フラットタイプを採用。上部の12センチファンは自動回転制御に対応しており、静音性を考慮した設定が可能だ。
TSUKUMO eX.は「mini-ITXやMicro ATXなどのコンパクトなケースに入れるなら最高の仕様になっています。奥行きが短いのはもちろん、余計なケーブルを置く必要もなく、メイン以外はフラットケーブルなので、裏配線で交差してもフタがちゃんと閉まるんですよ。そのうえで80PLUS GOLDということで、コンパクトマシン用電源の決定版になるんじゃないかと思います」と称賛していた。
この特徴から、450ワットの「CS450M」と550ワットの「CS550M」が売れ筋になると予想するショップが多かった。「コンパクトマシンで650ワット以上が必要なのは、強めのグラフィックスカードを挿す人などに限られますからね」(同ショップ)。
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