8万円で組みたい! ライトユースでさくさく動くMicro ATXマシンショップのダメ出し!(3/4 ページ)

» 2014年04月23日 09時00分 公開
[古田雄介,ITmedia]

「CPUの負荷を抑えるため」――DDR3-2133からDDR3-1600へ

 マシン構成の輪郭がほど固まったので、残りのパーツを詰めていく。

CFD販売のelixirシリーズDDR3メモリ

 メモリはA10-7700Kが対応する上限のDDR3-2133を選んでいたが、CFD販売のDDR3-1600タイプ「elixir W3U1600HQ4G」に変更。4Gバイト×2枚キットで、税込み9180円だ。「DDR3-2133を使うと内蔵グラフィックスが分かりやすいほど速くなるというのはありますが、現在のDDR3-2133メモリはDDR3-1600の選別品をオーバークロックしたものになるので、メモリコントローラーを積んだAPUにはそれなりの負荷がかかるんです。ライトユースならそこまでして速さを求めなくても、ラインアップが多くて相対的に割安なDDR3-1600を選ぶほうがいいと思います。それでも内蔵グラフィックスとしては十分速いですから」と指摘する。

 続いてCPUクーラー。石井さんは「Micro ATX自作の難しさと面白味が特に味わえるのがCPUクーラーです。Micro ATXはATXに比べてマザーの基板が狭いので、大きめのCPUクーラーをつけるとメモリスロットや拡張スロットと干渉しやすいんです。また、ケースもATXタイプより横幅が短い傾向にあるので、組み込める高さの条件もシビアになります。そうした制約があるうえで、できる限りよく冷えて静かなものを選ぶのが楽しいんですよ」と力説する。

 さらに、AMDプラットフォームならではの注意点もある。「サイドフロー型なのに風の流れが上下方向にしかできないものなど、取り付け角度が固定されているものも結構あります。インテルだと前後も上下も自由なのに、AMDの場合に限ってというやつですね」。

 そうしたチェックポイントを通したうえで選ばれたのが、サーマルライトの「TRUE Spirit 120M Rev.A」だ。12センチファンをサイドにつけたタワークーラーで、AMDプラットフォームでも前から後へのエアフローが作れる。「12センチファンを載せつつ、高さを145.15ミリに抑えているのが特徴です。取り付けも着脱が容易なファンホルダー型なのもポイントです」。税込み価格は4094円だ。

 なお、側面のファンガードにわずかな突起があるためにPCI Express x16スロットと干渉することが多いという懸念材料もある。今回の構成ではグラフィックスカードを挿さないため目をつぶったとのことだ。

 電源ユニットが最後の変更パーツとなる。「内部スペースが少ないMicro ATXなら、フルプラグインかつ奥行きの短いモデルがいいかなと」ということで、サイズの500ワットモデル「剛力短2 SPGT2/500P/A」とした。税込み価格は6665円だ。

サーマルライト「TRUE Spirit 120M Rev.A」(写真=左)。サイズ「剛力短2 SPGT2/500P/A」(写真=右)

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