発売直前! 「Core i7-4790K」速攻レビュー取り急ぎ、Devil's CanyonでPCMark 8を(2/2 ページ)

» 2014年06月13日 18時27分 公開
[石川ひさよし,ITmedia]
前のページへ 1|2       

「新素材のポリマー」でオーバークロック性能は変わるか?

 このように、Core i7-4790Kは、CPU側のクロックを大幅に引き上げ、でも、TDPはさほど変わらない。これを可能にしているのがサーマルインタフェース(Thermal Interface TIM)の新しい素材だ。CPUダイとヒートスプレッダの接合方法は、“Sandy Bridge”世代のハンダによる接合から、“Ivy Bridge”世代でグリスによる接合に変更している。

 このグリスの熱伝導性能が“普通”だったことで、Core i7-3770Kのオーバークロック性能も「普通」にとどまった。“Haswell”世代も同様で、Core i7-4770Kも“普通”のグリスを使っている。しかし、“Devil's Canyon”世代のKモデルでは、TIM素材に「新素材のポリマー」を採用して熱伝導率を高めてきた。このおかげで動作クロックを大幅に引き上げたわりにTDPの上昇を抑えることができたという。

 TIM素材の変更は、倍率ロックなしの「K」モデルで行うオーバークロックで真価を発揮するはずだ。インテルもCOMPUTEX TAIPEI 2014でオーバークロックイベントを開催した。後日掲載する予定のベンチマークテストレビュー“本編”でも、評価用のCore i7-4790Kを使ってオーバークロック性能を検証する予定だ。

インテルがCOMPUTEX TAIPEI 2014の期間に行ったオーバークロックイベントで、msiのチームがCore i7-4790Kの“から割り”を行っていた

取り急ぎ、PCMark 8で性能をチェックしてみようか

 Core i7-4790Kの性能評価では、まずは速報値としてPCMark 8を計測したスコアを紹介しておく。そのほかのベンチマークテストで測定した値を用いた検証は、後日掲載する予定だ。

 CPU以外の検証構成は、マザーボードがASRockの「Z97 Extreme 6」(Intel Z97 Express)、メモリは「CFD Elixir W3U1600HQ-8G」(DDR3-1600、8Gバイト×2)、グラフィックスは統合グラフィックス機能を用い、SSDは「OCZ Vector 150 VTR150-25SAT3-120G」(128Gバイト)、電源ユニットは恵安の「BULL-MAX PLATINUM KT-AP550AXP」(80PLUS Platinum、550ワット)、OSは64ビット版 Windows 8.1 Updateとした。

 スコアは、Homeが3326、Creativeが4084、Workが4360。Core i7-4770Kに500MHz上乗せしたCPUとしては妥当なところだろう。特にWorkのスコアが高いのは、CPU側の性能が上がった影響が大きく、一方で、HomeやCreativeがWorkと比べて低い傾向は、統合グラフィックス機能は変更ないためと考えられる。

Core i7-4790Kで測定したPCMark 8のHome(写真=左)、Creative(写真=中央)、Work(写真=右)のスコア

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月15日 更新
  1. エアコンがない部屋を冷やせる「Dibuy 冷風機 DibF08」が39%オフの4979円に (2026年06月11日)
  2. 2万円台でサファイアガラス採用! 機能充実の高コスパスマートウォッチ「Amazfit Active 3 Premium」徹底レビュー (2026年06月12日)
  3. 物理キーボードと5.7型のディスプレイを搭載した「HYPERSTRIX」のミニPCがセールで5.8万円に (2026年06月10日)
  4. 派手さより“ちょうどいい自己主張”――アキバで黒ベースのシックなデバイスが売れる理由 (2026年06月13日)
  5. 「3DMark」の「Speed Way」「Port Royal」がArm版Windowsに対応/「PowerToys 0.100」公開 コマンドパレットなどで大規模アップデート (2026年06月14日)
  6. 縦に三つ折りする「Ewin 折りたたみ式ワイヤレスキーボード」がタイムセールで12%オフの4820円に (2026年06月10日)
  7. 主戦場はクラウドから「手元のAgent AI」へ COMPUTEXでNVIDIAとIntelが描いた次世代PCの姿 (2026年06月15日)
  8. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇 SLS03R」がセールで40%オフの1万1800円に (2026年06月15日)
  9. 実売5万円切り! GEEKOMの格安ミニPC「AIR12」実機レビュー (2026年06月11日)
  10. AIモデルの性能競争から降りたAppleの狙いとは? AI時代の“計画的長寿命化”と「Siri AI」がユーザーとアプリをつなぐ理由 (2026年06月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー