グラフィックス処理能力を測定する3DMarkでは、モバイルデバイスやエントリークラスPC向けの“Ice Storm”テストで30198ポイント、家庭用ノートPC向けの“Cloud Gate”テストで3002ポイント、そして、ゲーミングPCを想定した“Fire Strike”で613ポイントとなった。
この値はCore i5-4210Y(と統合するグラフィックスコアのIntel HD Graphics 4200)で測定したIce Storm”の27376ポイント、“Cloud Gate”テストの2666ポイント、“Fire Strike”テストの299と比べて大幅に高いスコアを出している。“Kaveri”世代のAPUにおけるグラフィックス性能の高さを分かりやすく示した例といえるだろう。
ProBook 455 G2で測定したベンチマークテストの結果は、CPUの処理能力でCore i5-4210Yとほぼ同等、グラフィックス処理力では圧倒的な高さを示していた。その、ProBook 455 G2の価格を日本HPのWeb販売サイト「HP Directplus」で調べてみると、A10-7300搭載構成(システムメモリ4Gバイト、HDD500Gバイト、DVDスーパーマルチドライブ)で税別5万5000円。これは、「ハイパフォーマンスモデルお買い得キャンペーン」を適用した価格だ。同様に、APUにA6 PRO-7050Bを搭載してOSに64ビット版Windows 7 Professionalを導入したモデルが「プロフェッショナルOSモデルキャンペーン」適用で同じく税別5万5000円で購入できる。
日本HPは、AMDプラットフォームのアドバンテージの1つに「圧倒的な価格競争力」を挙げている。ProBook 455 G2で測定したベンチマークテストの結果と、キャンペーンを適用した価格は、まさにそのことを証明している。加えて、ビジネス利用を考慮した解像度と非光沢パネルの採用、従来のビジネス向けバリュークラスノートPCとは一線を画したボディデザインと、更なる付加価値をProBook 455 G2はもっている。
ビジネスで使いやすい、そして、予算は抑えたいが性能は抑えたくないという、やや無理な要求をしてくる現場に悩む機材調達担当者にとって、ProBook 455 G2は導入を検討する価値が十分にあるといえるだろう。

底面前部のカバーを外すとデータストレージベイと2基のメモリスロットにアクセスできる。換装と増設は行いやすい。背面側から外せるバッテリーの容量は4セル40Whだ(写真=左)。ACアダプタのサイズは実測で約95(幅)×35(奥行き)×25(高さ)ミリ。重さは実測で約251グラムだ(写真=右)
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