アドビ システムズは2014年9月24日、アマチュア向けフォトレタッチソフトの新版「Adobe Photoshop Elements 13」と、アマチュア向けビデオ編集ソフトの新版「Adobe Premiere Elements 13」を発表した。Windows版とMac OS版を用意する。同社の直販サイトであるアドビストアでは、ダウンロード販売を即日開始した。
アドビストアでの価格は、Adobe Photoshop Elements 13 & Adobe Premiere Elements 13日本語版の通常版が1万9800円で、乗換え、アップグレード版が1万4800円、学生、教職員向け個人版が9800円。
Adobe Photoshop Elements 13とAdobe Premiere Elements 13の単体パッケージの価格は、通常版が1万3800円で、乗換え、アップグレード版が9800円。アドビストアでの購入は不課税となる。
10月3日からは全国の店頭でパッケージ版の販売が始まる。パッケージ版の価格はアドビストアのダウンロード販売の価格と同一になる。ただし、パッケージ版には消費税がかかる。
Adobe Photoshop Elements 13の最大の特徴は複数の写真の合成を容易にした点にある。切り取る領域の境界線を細かく指定する新機能や、光と影を自動的に合成する機能を利用することで、複数の写真から合成した写真が、実際に撮影した写真のように見えるようになるとしている。
Adobe Premiere Elements 13は、アクションカメラなどで撮影した動画のぶれを補正する機能を搭載した。また、ユーザーが選択したテーマに応じてクリップをつなぎ合わせ、適切な音楽を流すようにする機能も備えている。この機能を利用すれば、手間をかけずに立派な作品が作れるという。
このほかにもさまざまな新機能が加わっている。また、MacのRetinaディスプレイや、Windowsの高いDPI環境に対応した。さらに、Adobe Photoshop Elements 13は64ビットWindowsに対応した。
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