グーグルでは、Nexus 9のオプションとして、スタンド兼用のNexus 9専用カバーと、キーボードも搭載したNexus 9キーボード付ケースを用意している。Google Playで購入した場合、税込価格はNexus 9専用カバーで3800円、Nexus 9キーボード付ケースが1万5900円だ。ただし、11月12日時点で日本では出荷開始日が確定していない。
イベントでは、Nexus 9専用カバーだけを展示していた。Nexus 9本体とは磁力で固定する。ディスプレイカバーとして使う場合には正面にそのままかぶせ、スタンドとして使うときにはカバーを折りたたんで背面に固定する。背面に固定できる場所は限られていて、角度の調整はできない。また、横置きに対応するのみで縦置きはできない。
Nexus 9においては、システム構成でNVIDIAのタブレット向けプロセッサ「Tegra K1」を採用し、OSにも最新のAndroid 5.0 Lを導入するなど、処理能力や機能などでも注目すべきデバイスだ。このあたりの検証については、ベンチマークテストなどを使った測定結果とともに、別記事で紹介する予定だ。
Chromebookでは、AcerとASUSTeK、デルのモデルを展示していた。いずれもすでに7月と8月に発表済みのモデルで、従来、法人や教育機関向けに出荷していたのを11月から個人向けにも出荷を開始する。ハードウェア的には変更ないものの、改めて、各モデルの姿を画像で紹介しておこう。
Chromebook C300MAシリーズ。本体サイズは329(幅)×230(奥行き)×20.3(高さ)ミリ、重量は約1.4キロ。解像度1366×768ピクセルの13.3型液晶ディスプレイを搭載、CPUはCeleron N2830(2.16GHz/最大2.41GHz)、メモリは2Gバイト、ストレージは16GバイトのSSDだ
C300MAシリーズの左側面(写真=左)と右側面(写真=右)。IEEE802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、SDメモリーカードスロット、USB 3.0×1、USB 2.0×1、HDMI映像出力を備えている
キーボードはアイソレーションタイプでしっかりとしたつくりだ。打っていて不安を感じない(写真=左)。カラーバリエーションは“ホワイト”と“ブラック”を用意する。一般向け販売開始は12月上旬を予定している
Chromebook C720。本体サイズは288(幅)×204(奥行き)×19.05(高さ)ミリ、重量は約1.25キロ。解像度1366×768ピクセルの11.6型液晶ディスプレイを搭載、CPUはCeleron 2955U(1.4GHz)、メモリは4Gバイト、ストレージは16GバイトのSSDだ
Chromebook C720の左側面(写真=左)と右側面(写真=右)。IEEE802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、HD対応Webカメラ、HDMI映像出力などを備えている
Dell Chromebook 11の左側面(写真=左)と右側面(写真=右)。IEEE802.11b/g/nの無線LANとBluetooth 4.0、SDメモリーカードスロット、USB 3.0×2、HDMI出力、ヘッドフォン/マイク兼用端子を備えている
「Nexus 6」「Nexus 9」速攻フォトレビュー
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