「プロジェクター搭載」という、ほかの機種にはないユニークな特徴を備えた「YOGA Tablet 2 Pro」だが、それだけに買うか買わないかの判断は、「プロジェクターを必要とするか」にかかっている。
最も必要なのは、客先訪問が多い営業などのビジネス用途だろう。個人利用でも、実家に帰省したときに子供の運動会の動画を親に見せたり、ホームパーティや飲み会で秘蔵映像を紹介したりという場面で有効だろう。人が集まった機会にタブレットを取り出し、いきなり大画面で映像を映し出せば、参加者全員で盛り上がることができる。これからの時期、そういうシーンは多いはずだ。
最近では持ち運びに便利な携帯用プロジェクターもあるものの、「ケーブルを接続する必要がなく、持ち歩くのはタブレットだけ」というこの手軽さにはかなわない。その反面、1〜2人相手であれば、13.3型のディスプレイサイズであれば直接見てもらったほうが早い。本体だけで自立できるYOGA Tablet 2なら設置位置も自由だ。
「プロジェクター内蔵」という特徴はとても興味深い。ただ、使いどころが意外と難しいというのも確かだ。しかし、今後の展開に注目していきたいアイデアを反映した“未来への可能性を秘めた”タブレットであることは間違いない。
YOGA Tablet 2 Proの主な仕様 | |
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OS | Android 4.4 |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 333×223×3.6〜12.6ミリ |
重さ | 約950グラム |
CPU | Atom Z3745(1.33GHz/最大1.86GHz、4コア4スレッド、2次キャッシュメモリ2Mバイト、SDP2ワット) |
ディスプレイ | 13.3型ワイドIPSパネル(2560×1440ピクセル、10点マルチタッチパネル) |
バッテリー駆動時間 | 約15時間(充電時間約5時間) |
バッテリー容量 | 9600mAh |
カメラ | イン160万画素、メイン800万画素 |
オーディオ | JBLスピーカー×2(ステレオ)、JBLサブウーファー×1、ウォルフソンマスターHi-Fiチップ、 ドルビーデジタルプラス(ソフトウェア) |
インタフェース | micro USB(OTG機能付き)、ヘッドセット端子×1、microSDスロット×1 |
プロジェクター | DLPピコプロジェクター搭載 |
ストレージ | 32GBフラッシュメモリ |
メモリ | 2GB(LPDDR3) |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
Miracast | 対応 |
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