GIGABYTE、6倍の金を盛った究極OCマザー「GA-X99-SOC Champion」発表2015 CES(2/2 ページ)

» 2015年01月09日 11時07分 公開
[本間文,ITmedia]
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BRIXシリーズも第5世代に対応

 一方、開発コード名“Broadwell”こと、第5世代のCoreプロセッサー・ファミリーを搭載した小型PCベアボーン「BROX」と、2.5インチHDD/SSDを搭載可能な「BRIX s」に、それぞれCore i7-5500U、Core i5-5200U、Core i3-5010U搭載モデルを追加する。

14ナノメートルプロセスルールを採用した“Broadwell”こと、第5世代Coreプロセッサー・ファミリーを搭載したBRIXを発表した

“Broadwell”世代のCPUを搭載するBRIX s

BRIX sの前面(写真=左)と背面(写真=右)に配置したインタフェース

Core i7搭載モデルはNFCに対応する

 Broadwell世代を搭載したBRIXのボディサイズや基本仕様は、現行モデルと共通する。2.5インチHDD/SSD用スロットを備える「BRIX s」は、107.6(幅)×114.4(奥行き)×46.8(高さ)ミリのボディに4基のUSB 3.0、ヘッドセット端子、有線ギガビットイーサネット、そして、映像出力インタフェースとしてHDMIとmini DisplayPortを備える。また、無線接続としては、IEEE 802.11ac準拠の無線LANとBluetooth 4.0を実装したmini PCIモジュールをオンボードで装備する。

 システムメモリでは、DDR3L-1600に対応したSO-DIMMスロットを2基搭載するとともに、ストレージはmSATAとSerial ATA 6.0Gbps対応2.5インチストレージをサポート。これに加えて、Core i7搭載モデルではNFCも利用できる。

 基本モデルとなる「BRIX」は、107.6(幅)×114.4(奥行き)×33.9(高さ)ミリのボディを採用し、2.5インチストレージ対応以外は、BRIX sと同じ仕様となる。ブリックス氏は、第5世代Coreプロセッサー・ファミリー搭載モデルと現行モデルを比較したベンチマークテストの結果を公開しているが、Core i7搭載モデルでは、CPU性能で76%のパフォーマンス向上を果たし、全モデル共通となるグラフィックス性能でも20%の性能向上を確認できたとアピールする。この第5世代のBRIXについても、“Iris Pro”対応モデルなどのバリエーションを増やしていく意向を示しており、Broadwell世代でも小型PCの進化を継続していきたい考えを示している。

Broadwell搭載BRIXのモデル展開

BRIXのシステム構成

BRIXとBRIX sのサイズ比較。BRIX sでは2.5インチストレージ用のスペースを用意する

ほかの小型PCよりも格段に軽量で、コンパクトだと主張する

CPU性能は、Core i7モデルで78%のパフォーマンスアップを果たす

グラフィックス性能は、20%の性能向上が確認できたという

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