Apple Watchで何ができる? 林信行による事前チェック!!いよいよ詳細が明らかに(2/4 ページ)

» 2015年03月09日 14時16分 公開
[林信行ITmedia]

各種情報表示やサードパーティーアプリが表示される「グランス」と「コンプリケーション」

 iPhone本体はできるだけカバンの中に入れっぱなしにしよう、という新しいライフスタイルを目指すApple Watchには、これまでiPhoneの画面を覗き込んでしまうその他の要因を取り去る「グランス」という機能も用意されている。

 これは各種の情報表示や通知を行う機能で、他社が開発するApple Watch用アプリも、この「グランス」の1つとして表示される。

 グランスは指を画面の下端から上に向かってスワイプすると現れる。画面の左端または右端からスワイプすることで他の「グランス」に切り替えることもできる。

 アップルの標準アプリでも、カレンダー、マップ、パスブック(飛行機の搭乗券など)、ミュージック(iPhoneの音楽再生機能のリモコン操作)、Apple TVとiTunes(Apple TVやPCのiTunesをリモコン操作できる)、リモートカメラ(iPhoneのカメラのリモコン撮影機能)、ストップウォッチ、タイマー、アラーム、世界時計、株価、天気、写真(アルバム)、Siri(iPhoneのSiriを腕から操作)、設定(機内モードやおやすみモードの設定など)といったものが用意されている。

iPhoneなどでいうところのアプリに当たるのが「グランス」。常に現在地とその周辺の地図を表示してくれる「現在地」の「グランス」

ストップウォッチ機能の「グランス」も用意されている。いくつものラップタイムを記録できる、かなりスポーツ仕様のストップウォッチに仕上がっている

 これに加えて、今後、他社がApple Watch用につくったアプリもこの「グランス」という形で組み込まれる。

Apple Watchの3つの操作系

 操作が直感的で非常に簡単なのが1984年発表の初代Mac以来続くアップル製品の伝統だ。Apple Watchもこの伝統は守れている。Apple Watchに内蔵されている操作系は全部で3つだ。

 1つ目はタッチパネル液晶。ディスプレイの表示は、まだ正確な解像度は不明だが、人間の目の認識能力を超えると言われる高解像度なRetinaディスプレイになっている。

 一方、タッチセンサー部は画面のサイズ的に指2本を置くのが限度そうだが、マルチタッチに対応している。そしてiPhoneやiPadにもなかった新しい特徴は、感圧タッチセンサーになっていること。つまり、軽いタップと深く押す操作の違いを認識してくれるセンサーを搭載している。

 操作系の2つ目は、デジタルクラウンと呼ばれる時計の竜頭(リュウズ)。タッチ操作のように画面を指で隠すことなく押し込む、回すの2つの操作ができる。基本的に押し込む操作は時計画面やホーム画面の表示のために使われる。

感圧式のタッチパネルのApple Watchで、iPhoneでいうところのホームボタンのような役割を果たすのがデジタルクラウンだ。これを押すことでどの画面にいても時計画面やホーム画面を呼び出すことができ、回すことで正確な情報選択をすることもできる

 一方、回す操作は画面の拡大/縮小や、例えば今日の日付や現在時刻の時刻などの選択式情報を素早く正確に選択するために使われる。

 操作系の3つ目は、デジタルクラウンのすぐ下にある細長い「フレンド」ボタン。これを押すと住所録に登録した連絡先の一覧が顔アイコンで表示される。左下の電話のアイコンをタップすればiPhone経由で電話をかけることができる。また右下のメッセージボタンを押せばメッセージで返信ができる。

デジタルクラウンとフレンドボタン

時間合わせもデジタルクラウンで行う

 相手の顔アイコンをタップして、画面に指で描いた絵を送ったり(スケッチ機能)、画面をタップしてその振動を相手のApple Watchに伝えたり、画面の上に2本の指を置いてしばらく待つとApple Watchの心拍センサーで自分の心臓の鼓動を計測しそれを相手のApple Watchに伝える。

 ここまでテキストで紹介してしまうと、機能やモード、操作系もたくさんありすぎて頭の中で覚え切れなくなるかもしれないが、実際に動いているところを見ると、瞬時に理解でき、「マニュアル不要」という実感がわくはずだ。

 基本操作やコミュニケーションの機能については、筆者が作成した以下の動画で確認できる。

 また、健康/フィットネス機能についてはアップル公式サイトの動画で確認できる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月28日 更新
  1. 鳴り物入りで登場した「Copilotキー」が早くもお蔵入りか──チャットボットからAIエージェントへの移行が示すMicrosoftの誤算 (2026年07月27日)
  2. 64GBメモリ/2TBストレージ/Ryzen AI Max+ 395搭載のハイエンドミニPC「MINISFORUM MS-S1 MAX」がタイムセールで27%オフの43万2799円に (2026年07月25日)
  3. なぜ元Appleエンジニアは熱意を失い起業したのか? スマートグラス「Even G2」イベントで語られた、次世代機「G3」へのロードマップ (2026年07月27日)
  4. 480mm水冷に160mmファン搭載ケース! 夏のアキバは「大風量パーツ」がアツい (2026年07月27日)
  5. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇」がセールで50%オフの9980円に (2026年07月23日)
  6. 高価なグラフィックスカードを守る「過熱保護ケーブル」に注目! 夏を乗り切るNoctua製簡易水冷も販路拡大で続々入荷 (2026年07月25日)
  7. ポタ電と組み合わせて使える「Soraiori ポータブルエアコン」がセールで16%オフの2万9980円に (2026年07月27日)
  8. NVIDIAが次世代AI超解像技術「DLSS 5」の今秋投入を明らかに/MicrosoftとMistralが欧州におけるAI演算能力の拡大で戦略的提携を発表 (2026年07月26日)
  9. プラネックス、10GbE接続に対応した5ポート搭載アンマネージドスイッチ (2026年07月24日)
  10. Jackery、定格1500Wを実現するポータブル電源「1000 New」の新モデル 19%小型化 (2026年07月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー