アップルは3月10日、「13インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデル」の新機種を発表した。CPUに最新の第5世代Core(Broadwall)を採用したほか、同日発表された「新しいMacBook(12型)」と同じ感圧式トラックパッドを内蔵したのが見どころだ。また、CPUの刷新にあわせて、グラフィックス機能は、CPU内蔵のIris Graphics 6100に変更されている。
ラインアップは、CPUのグレードとSSDの容量別に3モデルを用意。2.7GHz(最大3.1GHz)で動作するデュアルコアのCore i5を搭載し、8Gバイトメモリと128GバイトSSDを搭載した「MF839J/A」が14万8800円、同CPUと8Gバイトメモリ、および256GバイトSSDを搭載した「MF840J/A」が17万2800円、2.9GHz動作(最大3.3GHz)のCore i5に8Gバイトメモリ、512GバイトSSDを搭載する「MF841J/A」が20万8800円(すべて税別)。いずれも即日発売され、Apple Storeでの出荷予定日は1〜3営業日となっている。
そのほかの仕様は従来モデルをほぼ引き継ぐ。ディスプレイ解像度は2560×1600ピクセル(227ppi)。インタフェースは、Thunderbolt 2×2、USB 3.0×2、HDMI出力、ヘッドフォンなど。無線機能としてIEEE802.11ac対応無線LANと、Bluetooth 4.0を内蔵する。本体サイズは314(幅)×219(奥行き)×18(高さ)ミリ、重量は約1.58キロ。
Core M採用で初のファンレス設計へ:Mac史上、最も薄く最も軽い「12インチMacBook」が登場
ボディや液晶はそのまま:「MacBook Air」に第5世代CoreとThunderbolt 2を搭載
一部のモデルはメモリ容量もアップ:アップル、Haswell Refresh世代の「MacBook Pro Retina」を投入
林信行がAppleイベントで感じたこと:「Apple Watch」はアップル新時代の象徴
いよいよ「Apple Watch」の詳細が明らかに? 直近のウワサまとめ
私のiPhoneは6億5000万円です!――超高級iPhoneベスト3
林信行が読み解く:「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」に隠された本当の変化
世界で最も“悩ましいタブレット”に進化:より薄く、優美に――林信行が「iPad Air 2」の魅力に迫る
林信行から見た最新OS Xの魅力:調和と美しさを追求した「OS X Yosemite」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.