米Microsoftが2月に買収したモバイルカレンダーアプリメーカーSunriseは5月14日(現地時間)、数タップで予定を入力できるソフトウェアキーボード「Meet」を発表した。iOSおよびAndroid向けカレンダーアプリ「Sunrise」の同日のアップデートを適用すると使えるようになる。
MeetはSunriseとは独立したキーボードなので、端末にインストールされているあらゆるアプリで利用できる。利用するには、他のキーボード同様に、キーボードの地球儀マークやキーボードマーク(使っているキーボードによる)を長押し(Androidの場合)してキーボードの変更画面を表示させ、「Sunrise Keyboard」を選択する。
例えばメールアプリで打ち合わせの予定を通知する場合、Meetを起動するとキーボードの代わりにSunriseのカレンダーが表示されるので、打ち合わせを設定したい時間をタップし、右下のチェックマークをタップすると本文中に一意のリンクが入力される(上の左端の図)。場所を設定することも可能だ。
この段階で自分のカレンダーアプリにこの予定が仮入力される。このメールを受信した相手がリンクをタップ(クリック)すると、その相手がまだSunriseをインストールしていない場合はWebブラウザで、インストールしている場合はSunriseでミーティングのリクエスト画面が表示され(上の中央の図)、承認(あるいは日時の変更を提案することも可能)すると発案者と相手の双方に確定のメールが届き(上の右の図)、Sunriseのカレンダー上でも予定が確定する。
SunriseはiOSおよびAndroidアプリの他、Webアプリもあり、Googleアカウントやメールアカウントと連係させて利用できる。
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