アキバのPCパーツショップ「パソコンSHOPアーク」で、国内プロゲーマー集団「DeToNator」の選手として活躍するSHAKA氏やSaih4tE氏とFPSゲーム「Alliance of Valiant Arms」で対戦できるMSI主催のプロゲーマー対決イベントが10月17日、18日の2日間にわたって開催された。
あこがれのプロと直接一騎打ちができる貴重な機会と同時に、勝利すれば豪華賞品がもらえるとあって、同店が入る通運会館の2階会場には多くのAVAファンがつめかけ、イベントは盛況。
日曜日に行われた最後のマッチメークは、一般参加者3人に対して「DeToNator」側は2人という人数的に不利な条件だったにも関わらず、Saih4tE選手がアサルトで無双し、SHAKA選手がスナイプしていく両選手得意のプレイであっという間に決着をつけるなど、トッププロプレイヤーとしての実力を見せつけた。
ただし、連戦の疲れか(対戦者を挙手で募り、5ポイント先取で次々と試合が行われていく方式)プロ側が負ける場面もあり、イベントは大いに盛り上がった。
今回のプロゲーマー対決イベントを主催したMSIの中原氏は、「eSportsに代表されるPCゲームは世界的に見て大きなトレンドになりつつありますが、海外の状況に比べると日本はまだまだ発展途上。グローバル企業であるMSIがこうしたeSportsの勢いを直接日本に伝えられれば」と狙いを話す。「また、MSIの製品は単なるゲーミングPCではなく、世界で活躍できるトッププロが実際に使っている“選ばれた製品”だということを知ってほしい」とアピールする。
同企画に協賛したパソコンSHOPアークは、PCゲーマーから強く支持されるアキバの老舗ショップ。パソコンSHOPアークを運営するタワーヒルの浦田氏は「今回のイベントは私たちがターゲットにしているお客さまと非常に親和性が高いですし、PCゲーマーのためのショップとして、eSportsの認知に貢献したいと考えていた。こうしたイベントを通じてPCゲーム市場全体を盛り上げていきたい」と語る。
「今回のイベントは告知の仕方などでまだ改善点はありますが、多くの方にご来場頂けてよかったです。継続的にイベントを行うことで幅広い層にPCゲームの魅力を伝えていきたいですね」と浦田氏。年内にも同様のプロゲーマー交流イベントを企画しているとのことだ。
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