VOMモデルはプロセッサにCore i5-6267U(2.9GHz/最大3.3GHz、4MBキャッシュ)、Core i7-6567U(3.3GHz/最大3.6GHz、4MBキャッシュ)を採用。いずれも内蔵グラフィックスはIntel Iris Graphics 550だ。
メモリはLPDDR3-1866 SDRAMのオンボード実装(デュアルチャンネル転送対応)で、4GB(クラムシェルモデルのみ)、8GB、16GBから、NVMe対応PCIe 3.0 x4 SSDは128GB、256GB、512GBから選択できる(1TBも追加予定、Windows 7選択時はMVMe非対応)。
13.3型ワイド液晶ディスプレイは、2560×1440ピクセル表示のタッチパネル+デジタイザスタイラス対応(フリップモデルのみ)、同解像度のタッチパネルなし(クラムシェルモデルのみ)、1920×1080ピクセル表示のタッチパネルなし(クラムシェルモデルのみ)を用意する。
キーボードは日本語配列、日本語配列かな文字なし、英字配列、そして無刻印から選べる。キーピッチは約19ミリ、キーストロークは約1.2ミリだ。タッチパッドは左右ボタン一体型のクリックパッドを搭載する。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/acの無線LAN、Bluetooth 4.1を内蔵する(Windows 7選択時は4.0)。
インタフェース類は、SDXC対応SDメモリーカードスロット(UHS-I SDR104対応)、2基のUSB 3.0(1基は電源オフチャージ機能付き)、4K(4096×2160ピクセル/24Hz、3840×2160ピクセル/30Hz)表示に対応したHDMI出力、ヘッドフォン/マイク兼用端子、ステレオスピーカー、ステレオマイク、有効92万画素インカメラ、有効799万画素アウトカメラ(フリップモデルのみ)、セキュリティチップ(TPM TCG 2.0)を搭載する。カメラからはExmorブランドが省かれた。
フリップモデルはタブレットモードのため、加速度、ジャイロ、地磁気センサーを内蔵するほか、筆圧対応のデジタイザスタイラスとペングリップが付属する。
ボディーデザインは従来機を踏襲。ボディーカラーはブラック、シルバー、そして勝色ダブルアルマイト仕様を提供している。本体サイズと重量は、フリップモデルが約324.2(幅)×215.3(奥行き)×15.0〜16.8(高さ)ミリで約1.35キロ、クラムシェルモデルが約324.2(幅)×215.3(奥行き)×15.0〜16.8(高さ)ミリで約1.17キロだ。
バッテリー駆動時間はフリップモデルが約19.4〜19.7時間、クラムシェルモデルが約20.9〜27時間(仕様によって異なる)。
プリインストールOSは64bit版のWindows 10 Home/Pro、64bit版のWindows 7 Professional(クラムシェルモデルのみ)、オフィススイートはOffice Premium、Office 2016、Office 2013の各エディション、オフィススイートなしの構成で購入できる。
VOMモデルの想定価格はフリップモデルが19万9800円から、クラムシェルモデルが15万6800円からだ。
店頭販売するスペック固定の標準仕様モデルは、2種類を用意する。
フリップモデル「VJZ13B90111B」は、Core i7-6567U、8GBメモリ、256GB SSD、Windows 10 Pro、Office Home and Business Premium、VGAアダプター付きで27万800円前後、クラムシェルモデル「VJZ13190211B」は、Core i5-6267U、4GBメモリ、128GB SSD、フルHD液晶、Windows 10 Home、Office Home and Business Premium、VGAアダプターなしで17万9800円前後だ。
いずれもボディーカラーはブラックを採用。バッテリー駆動時間はフリップモデルが約19.5時間、クラムシェルモデルが約26.1時間としている。
なお、クリエイター向けのタブレットPCであるVAIO Z Canvasは、既存モデルの販売を継続する。
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