「AirPods」は本当になくしやすい? 自作モックアップで検証してみたITはみ出しコラム

» 2016年09月10日 06時00分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Appleが9月7日(現地時間)に開催した「iPhone 7」の発表会、ほとんどが事前リーク通りではありましたが、やっぱり楽しかったです。

 フィル・シラーさんが、iPhoneのヘッドフォンジャックをなくしてLightningコネクターだけにしたことについて、「これは私たちの勇気なんだ」と熱く語ったのがよかったですね。

 そんなヘッドフォンジャックのないiPhone 7へ、素晴らしいオーディオ体験をもたらすために発表されたのが、新しい純正アクセサリーのワイヤレスイヤフォン「AirPods」です。

 airpods 1 「AirPods」

 AirPodsはケーブルがなくコンパクトなイヤフォンなので、発表直後から「見たとこ変だし、使い始めて1日以内に絶対ロストする」とか「絶対なくすのは片っぽずつだから、いつも3本のAirPodsを持ってることになりそう」とかいうツイートが大量発生していました。

 まあ、みなさんどこか楽しそうではあります。

 確かに有線イヤフォンに比べて「なくしてしまう不安」はありますが、無線イヤフォンの開放感は一度知ると元に戻れないものです。私は「EARIN」という耳栓みたいなBluetoothイヤフォンを使っていますが、ショルダーバッグのストラップにケーブルを引っ掛けなくて済むし、家の中でならスマートフォンを置きっぱなしにして自由に歩き(踊り)回れるのがすごく楽です。

 airpods 2 Bluetoothイヤフォン「EARIN」

 でもこれ、本当にただの耳栓みたいなものなので、なくしてしまう恐怖は常にあります。結構お高いので、着脱するときなどはうっかり落としてしまわないか、周辺に側溝などがないか、つい確認してしまいます。

 結局、100円ショップで買ったイヤリングチェーンとテグスを使ってEARINを細工して、耳から外れても地面に落ちることなく、イヤリングのようにぶらさがる構造にしました。

 airpods 3 EARINのロスト対策

 さて、今回のAirPodsですが、このカタチだと、EARINのようなくびれがないので、テグスを巻くことは難しそうです。表面に穴もなさそうだし。でも、マイクの棒状の部分が頬に当たるので、意外とそれが支えになって落ちにくいかも、という気がします。

 ここで、付けてみないで「絶対なくす」とか言っちゃいけないなと思い、モックアップを作ってみました。イヤフォン自体の形状は現行の有線イヤフォン「EarPods」とほぼ同じみたいなので、そこにマイクと大体同じ長さ(2.5cm)の棒を付けてみました(メモ用紙をくるくる巻きつけました)。

 airpods 4 ホンモノ(左)とモックアップ(右)

 実際に装着してみると、棒がない状態より、棒がある状態の方がかなり頬に密着した感じになります。モックアップを左耳に、細工をしていないEarPodsを右耳に付けて、ふらふらするくらいヘッドバンギングしてみたところ、右耳はポロッと外れてしまいましたが、左耳はしっかりはまっていました。

 airpods 5 AirPodsのマイク部分はEarPodsの棒状の部分より太くて長いのです

 それでもやっぱり、テグスくらいの細いひもを通せる穴があればいいのに、と思ってしまいます。なぜなら、EARINでの経験からいえるのは、耳から落ちるよりも、ケースからの出し入れ時の事故の方が多いので、しっかり手で握れる何かが欲しいのです。

 私は普段Androidユーザーなので、AirPodsは多分そのままでは使えない(Bluetoothとはいえ、プロトコルは独自のものらしく、AirPodsに内蔵された「W1」チップもApple製品しかサポートしていないようなので)わけですが、対応するなら欲しいです。


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