AMDから最新APU「Raven Ridge」が届いたぞ! まずは中身を速報だー

» 2018年02月08日 23時00分 公開
[石川ひさよしITmedia]

 AMDの次世代APUが編集部に到着した。Ryenをベースとして、CPUコアにRadeon VEGAベースのGPUコアを組み合わせた「Raven Ridge」(開発コード名)と呼ばれていた製品だ。

 1月7日のInternational CESに合わせた同社の会見では、2月12日の出荷開始が明らかにされている。一足早く到着したレビュワー向けボックスの中身を紹介しよう。

Ryzen以来、AMDはレビュワー向けのボックスにこだわりがあるようで、今回もCPUに対して「大きすぎだろう!」というボックスで届いた

今回は木製の箱ではなく紙製の箱。内蓋に「RYZEN POWERS. RADEON REIGNS. YOU PREVAIL.」とある

Ryzen 5 2400GおよびRyzen 3 2200Gの2つのAPU

そしてG.SkillのDDR4-3200メモリ「F4-3200C14D-16GFX」、MSIのB350搭載Mini-ITXマザーボード「B350I PRO AC」が入っていた

Ryzen 5 2400Gのボックス。上部にシルバーのラインが追加され、そこにRADEON VEGA GRAPHICSロゴが付いた

Ryzen 3 2200Gも同様

Ryzen 5 2400GのボックスにはAPUとCPUクーラー「Wraith Stealth」、そして「Ryzen 5」「Radeon VEGA」のステッカーが付属

Ryzen 3 2200Gのボックスも基本的にRyzen 5 2400Gと同じ。ステッカーはきちんと「Ryzen 3」になっている

 両製品のスペックは既にAMDの製品サイトに掲載されている通り。Ryzen 5 2400Gは4コア8スレッド、Ryzen 3 2200Gは4コア4スレッドで、SMTの有無が異なる。合わせてCPUコアクロックが異なる他、GPUコア数もRyzen 5 2400Gは11基、Ryzen 3 2200Gは8基で違う。TDPはともに65Wだ。

 なお、一部のマザーボードメーカーでは、Raven Ridge対応のUEFIをアナウンスしている。ただし、一部のハイエンドモデルで映像出力端子のないマザーボードでは、Raven RdigeのRadeon VEGAコアが利用できないので注意してほしい。

 編集部では、2月12日の出荷開始に合わせてベンチマークテスト結果を公開する予定だ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年03月21日 更新
  1. シリーズ初の「1kg切り」「2in1モデル」登場! 見どころたくさんのThinkPad 2025年モデルが日本上陸 3月18日から順次発売 (2025年03月18日)
  2. いよいよPCやプリンタに浸透する“AI活用” HPが年次イベントで80種類以上の新製品を一挙に発表 (2025年03月20日)
  3. Windows 11の「セキュリティ更新」に不具合 「Microsoft Copilot」アプリが意図せず削除される恐れ (2025年03月19日)
  4. Microsoft Excelで「ユニバーサル プリント」を使うと結果を出力できない可能性(暫定対応策あり) (2025年03月19日)
  5. 8年ぶりの新モデル、ロジクールのワイヤレス充電マウスパッド「POWERPLAY 2」は機能を省いて安価になった (2025年03月18日)
  6. 「Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)」の既知の不具合まとめ【2025年3月5日現在】 (2025年03月05日)
  7. 「テンキー」の売れ筋ランキング 数字入力の多い業務で活躍【2025年3月19日版】 (2025年03月19日)
  8. ゼンハイザー、バランスの取れたサウンドを実現する軽量設計の開放型ヘッドフォン (2025年03月19日)
  9. デル、スタンダード設計のビジネス向けディスプレイ「P」シリーズに4Kモデルなど7製品を追加 (2025年03月19日)
  10. デルが新デスクトップPC「Dell Slim」「Dell Tower」を3月28日発売 Coreプロセッサ(第14世代)とCore Ultra 200Sプロセッサから選択可能 (2025年03月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2025年