14型クアッドコアでアンダー1kg! 新時代のモバイルノート「Swift 5」レビュー(4/4 ページ)

» 2018年05月29日 06時00分 公開
[鈴木雅暢ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

第7世代Core i7を大きく上回るパフォーマンス

 ベンチマークテストの結果を掲載する。基本スペックは、CPUがCore i5-8250U、メモリが8GB、ストレージが512GB SSD。グラフィックス機能は、CPU内蔵のIntel UHD Graphics 620、OSはWindows 10 Home 64bit(1709)だ。

 CPU性能の目安になる「CINEBENCH R15」のCPUスコアは527。第7世代のCore i7搭載機では良くても350前後が相場であっただけにパフォーマンスアップが顕著だ。

 アプリケーションベースで総合性能を見る「PCMark 10」のスコアも非常に優秀。特にEssentialのスコアは良く、OSの基本操作やWebブラウズ、ビデオ会議などの日常操作が極めて快適にできることを実証している。

 CPU内蔵GPUだけに3D描画性能は高くはないが、それでも「FINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーター」ベンチマークでは1280×720ピクセルながら「快適」評価のスコアが出ている。

CINEBENCH R15のスコア
PCMark 10のスコア
3DMark/FireStrikeのスコア
3DMark/SkyDiverのスコア
FINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーターベンチマークのスコア(1280×720ドット、標準品質、ウィンドウモード)

バッテリー駆動時間は最大輝度の実測で7時間以上

 前述したようにバッテリー容量は36Whで、クラムシェル型のモバイルノートPCとしては標準からやや少なめの容量。テストはディスプレイ最大輝度の状態でbbench 1.01(海人氏・作)を利用し、10秒間隔でテキスト入力、60秒間隔でWebサイト巡回(10サイト)という設定で測定した。

 動作時間は、残り20%までで6時間4分、残り5%まで7時間39分。最大輝度で計測していることを考えると十分に実用的だろう。

 高負荷時はキーボードの奥あたりをピークに発熱があるが、手がよく触れるパームレストまでは伝わってこない。

 動作音は、アイドル時や低負荷時は無音に近い感覚。高負荷時も比較的落ち着いた音で推移し、それほど耳障りな印象はない。

バッテリーレポート出力。バッテリーの設計容量/フルチャージ容量ともに約36ワットアワー。公称値通りの容量だ
FLIOR ONEで撮影したFINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーターベンチマーク(H.264)のループ実行中、2周目前半で撮影したサーモグラフィ。室温22℃。温度は放射温度計に比べると3〜4℃高めに出る傾向がある
正面5cmの距離から測定した動作音
暗騒音 32.3dB
アイドル時 32.8dB
低負荷時 32.8dB
FFベンチ実行時 39.8dB
CINEBENCH R15実行時 42.8dB

技術の進化を体感できる完成度の高いモバイルノートPC

 13.3型よりひとまわり大きな14型の画面は、アイコンやテキストも大きく表示されるため、見やすく目が疲れにくい。

 最近はモバイルでも14型を採用する製品も大きくなってきたが、中でも970gという軽量を実現しているのは本製品の大きなアドバンテージだ。

 SDメモリーカードスロットを搭載していない点は注意が必要だが、USB PD対応のType-Cポートだけでなく、Type-AのUSB 3.0ポートも装備しているので、ACアダプターの共通化など先進のメリットを享受しつつ、従来の周辺機器もそのまま使える。Type-C対応周辺機器がそろっていないユーザーでも導入しやすいだろう。

 パフォーマンスも上々。メモリが8GB固定であることからクリエイティブ向けのメインマシンとはいかないが、1年前までのモバイルノートPCとは一線を画すレベルの性能をしっかり発揮できており、バッテリー駆動時間も十分。幅広い用途を快適にこなすことができる。技術の進歩をしっかりと実用的なメリットにつなげている完成度の高いモバイルノートPCといえる。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月28日 更新
  1. 鳴り物入りで登場した「Copilotキー」が早くもお蔵入りか──チャットボットからAIエージェントへの移行が示すMicrosoftの誤算 (2026年07月27日)
  2. 480mm水冷に160mmファン搭載ケース! 夏のアキバは「大風量パーツ」がアツい (2026年07月27日)
  3. 64GBメモリ/2TBストレージ/Ryzen AI Max+ 395搭載のハイエンドミニPC「MINISFORUM MS-S1 MAX」がタイムセールで27%オフの43万2799円に (2026年07月25日)
  4. なぜ元Appleエンジニアは熱意を失い起業したのか? スマートグラス「Even G2」イベントで語られた、次世代機「G3」へのロードマップ (2026年07月27日)
  5. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇」がセールで50%オフの9980円に (2026年07月23日)
  6. ポタ電と組み合わせて使える「Soraiori ポータブルエアコン」がセールで16%オフの2万9980円に (2026年07月27日)
  7. 高価なグラフィックスカードを守る「過熱保護ケーブル」に注目! 夏を乗り切るNoctua製簡易水冷も販路拡大で続々入荷 (2026年07月25日)
  8. NVIDIAが次世代AI超解像技術「DLSS 5」の今秋投入を明らかに/MicrosoftとMistralが欧州におけるAI演算能力の拡大で戦略的提携を発表 (2026年07月26日)
  9. Jackery、定格1500Wを実現するポータブル電源「1000 New」の新モデル 19%小型化 (2026年07月27日)
  10. プラネックス、10GbE接続に対応した5ポート搭載アンマネージドスイッチ (2026年07月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー