Core i枯渇で悩むショップ 「可能ならバルクを」古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2018年11月26日 13時15分 公開

 長らく品薄傾向が続いている幾つかのパーツは、年末に向けて状況が改善している。GeForce RTX 2080 Ti搭載カードはブランドを限定しなければ多くのショップでストックが見つかるし、Core i9-9900Kは「一度の入荷分はまだ少ないものの、予想よりも再入荷のペースが早い」(パソコンSHOPアーク)といわれるように、週末に在庫を持つショップが珍しくなくなっている。

 その中でいまだ状況の改善がみられないのが、第8世代Coreシリーズのi5以下のラインアップだ。TSUKUMO eX.は「全国の支店から在庫をかき集めて今の状態です。Core i5-8400やCore i3-8100などは1グループにつき1点のみの購入条件をつけさせていただいていますが、それでも全然追い付かない状況です」とため息を漏らす。

TSUKUMO eX.のCoreシリーズ価格表。11月22日撮影

 冬のボーナス商戦に差し掛かるなか、主力であるCoreシリーズの3万円以下のモデルが枯渇しているのは痛手以外の何者でもない。そこで幾つかのショップからは、BTO向けに供給されているバルク品の一部をマザーボードとのセット販売の形で売り出せないかとの希望も聞かれるようになっている。

 もともと低消費電力版である「末尾T」のラインアップは2018年4月の発売当初からバルク品しか出回っていないが、通常モデルや「末尾K」はリテールボックスしか見当たらない。リテールボックスのあるラインアップのバルク品販売は、近いところで2016年2月にCore i7-6700、同6700Kの実績があるが、最近は規制が厳しくなって実現が難しくなっているとの意見が多勢だ。

 それでも上記の案が持ち上がるほど、事態を深刻に捉えているショップが多いのも事実。あるショップは「厳しくするなら、きちんと供給してくれって話ですよ。弁当屋さんでいえば、もうすぐお昼どきなのに1000円以下の弁当が極端に少なくて、1500円とか2000円とかの高級品しかまともに並べられないようなもの。苦肉の策を考えるしかないんですよ」とあきれ気味に話していた。

 最終的に売り場はどんな様相になるのか。“お昼どき”は迫っている。

現行の末尾Tシリーズ。バルク品のみが出回っている
2016年2月にドスパラ パーツ館(当時)が扱っていたCore i7-6700・6700Kのバルク品
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