Dynabookは1月17日、2019年PC春モデルを発表した。ラインアップは、12.5型2in1 PC「dynabook V」シリーズ、13.3型2in1 PC「dynabook D」シリーズ、13.3型ノートPC「dynabook R3」および「dynabook G」シリーズ、15.6型ノートPC「dynabook X」シリーズの全5シリーズ11モデル。1月24日より順次発売する。
CESの会場で先行展示されていたdynabook Gシリーズが最大の目玉だ。1989年に登場した初代「DynaBook J-3100 SS001」から数えて30周年を記念するモデルで、「本物の」「正真正銘の」といった意味を持つ「Genuine」から「G」と名付けたという。「dynabook Gは“The Note PC”、これぞPCというものを目指した。軽量、堅牢性、駆動時間、拡張性、セキュリティと、ノートPCに求められる全てにおいて、持てる技術を結集した」(同社)。
ディスプレイには省電力に優れたシャープ製の13.3型(1920×1080ピクセル)IGZO液晶を採用。最大約19時間のバッテリー駆動時間を実現した。主なスペックは、上位モデルの「G8・G7」がCore i7-8550、8GBメモリ、512GBまたは256GB SSDを搭載、「G6」がCore i5-8250U、4GBメモリ、256GB SSD、下位の「G5」がCore i3-8130U、4GBメモリ(オンボード)、128GB SSDという構成。SSDは全てPCI Express接続の高速タイプが採用されている。
インタフェースは、microSDスロット、HDMI出力、USB 3.0×2、USB Type-C、ギガビットLANなど。本体上部に約92万画素カメラを内蔵する他、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LANとBluetooth V4.2を備える。本体サイズは約308.8(幅)×211.6(奥行き)×17.9(高さ)mm、本体重量は約19時間駆動が可能なLバッテリー搭載モデルが約859g、約9.5時間駆動のSバッテリー搭載モデルが約779g。30分の充電で約8時間の動作が可能(Lバッテリー搭載モデル)な急速充電にも対応する。
なお、法人向けラインアップでは、vProに対応する他、指紋センサーと顔認証センサーを内蔵するモデルや、各種センサーおよびWebカメラを省いた約739gの最軽量モデルも選択できる。dynabook Gシリーズの市場想定価格は、下位モデルが15万円前後、最上位モデルが20万円前後(税込み)。1月24日に発売する。
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