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» 2019年05月28日 07時00分 公開

鈴木淳也の「Windowsフロントライン」:新型Surface Proで互換性は維持される? 2019年の次世代モデルを予測する (1/2)

デザイン一新のうわさが絶えない次世代のSurface Proだが、今回はどうなのだろうか。新型Surface Proの姿を、さまざまな情報から推測してみた。

[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]

 本連載の読者も既に記憶のかなたにあると思うが、「(折りたたみ式の)2画面Surface」に関する話題が2018年前半に出始めたころ、「デザインを一新されたSurface Proが登場する」という話が持ち上がってきた。このデバイスのMicrosoft内部での開発コード名は「Carmel」と呼ばれ、「2019年半ば」というリリーススケジュールがうたわれていた。

 つまり「2018年にSurface Proがリリースされても、それはマイナーチェンジ版にとどまる」というわけだが、実際に2018年10月に発表された「Surface Pro 6」はプロセッサなどを更新した順当進化版であり、いわゆる“デザイン一新”とは違う製品だった。

 それから1年の時が流れ、今再びこのうわさが現実のものとなりつつある。実際、新型Surface Proがどのような形でリニューアルされるのか、関連情報がいくつか上がってきており、その姿がおぼろげながら見えつつある。

Surface Pro キーボード兼カバーのタイプカバーを装着した状態の現行モデル「Surface Pro 6」

新型Surface Proのキモは「タイプカバー」にあり

 今回の話題は、5月23日(米国時間)に公開されたMicrosoftの申請特許にある。特許名は「MULTI-PANEL COMPUTING DEVICE HAVING INTEGRATED MAGNETIC COUPLING STRUCTURE(S)」で、簡単にいえば「見開き型デバイスの片方側、両面にマグネットを内蔵しておき、前後どの方向に折りたたんでもマグネットを使って安定して“折りたためる”という仕組み」だ。

 これをSurface Proに当てはめれば、本体となるタブレット部分のディスプレイ面と背面の両方にマグネットを内蔵しておき、「Type Cover(タイプカバー)」でディスプレイ面を隠す形に折りたたむ、あるいは背面側に折りたたんで“タブレット”として利用したときのいずれでも、マグネット機構により安定して本体とタイプカバーが固定されるという仕掛けだ。

 なお、特許の説明を参照すると、タイプカバー側にもマグネットかそれに準ずる接続機構が対応する部位に内蔵されているという。

Surface Pro 折りたたみ式デバイスの両面それぞれにマグネット機構を搭載する(出典:米特許商標庁)

 非常にシンプルな仕組みではあるが、タイプカバー周辺に大きな変更が加えられる可能性が高いことの証左に思える。2018年末には申請特許の情報で「薄型の新機構を採用したタイプカバー」の話題が出ており、何らかの大きな変更が加えられるというのは既定路線なのだろう。

 とはいえ、申請中の特許というのはあくまで出願したという情報だけで、それが実際の製品に結びつく保証はない。ただ、過去には申請特許の情報をベースとした製品が「Surface Studio」という名称で実際にリリースされたこともあり、「あくまで憶測」ということで一蹴することもできない。

Surface Pro Surface Pro 6用のタイプカバー。写真はアルカンターラ素材を採用した、Signatureのコバルトブルーだ
Surface Pro こちらはSurface Go用のタイプカバー(カラーはバーガンディ)。現状、Surface Pro 6とは互換性がない
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