より幅広いニーズに応えるゲーミングノートPC――ASUS JAPAN「ROG」発表会詳報(1/3 ページ)

» 2019年06月18日 07時00分 公開
[鈴木雅暢ITmedia]

 ASUS JAPANは6月14日、直営店「ASUS Store Akasaka」(東京都港区)でゲーミングブランド「ROG(Republic of Gamers)」シリーズの新製品発表会を開催した。

 この記事では、当日発表された内容を改めてチェックしていく。

カバー画像 ノートPCタイプの「ROG Strix G」を手にする関係者

3シリーズでヘビーゲーマーからカジュアルゲーマーまでをカバー

シンシア氏 シンシア・テン部長

 発表会では、ASUS JAPAN マーケティング部のシンシア・テン(Cynthia Teng)部長が登壇。設立から13年が経ったROGブランドの歴史を簡単に振り返った後、新ROGのシリーズ構成を紹介した。

 最高のパフォーマンスを求める人、最先端の“尖った”製品を求める人には最上位の「ROG」、パフォーマンスとデザイン性を追求したい人にはスペシャルな「ROG Zephyrus(ゼフィルス)」、リーズナブルな価格の機種も用意する、メインストリームの「ROG Strix(ストリクス)」――ヘビーゲーマーからカジュアルゲーマーまで、幅広いユーザーに訴求できるラインアップをそろえていることをアピールした。

 この発表会に合わせて、ASUSは18モデルものゲーミングノートPCを発表。この発表会ではその中でも“世界最強”をうたう「ROG Mothership GZ700GX」、超薄型フォルムの「ROG Zephyrus S GX701GXR」および「ROG Zephyrus S GX531GWR」、BMW Designworksとのコラボレーションから生まれた「ROG Strix G G531シリーズ」の特徴が重点的に紹介された。

ROGの3シリーズ ユーザーのニーズに合わせて、ROGは3シリーズを用意
GPU搭載ゲーミングノートPCで売り上げ1位 2018年のハイエンドGPU搭載ゲーミングノートPC販売台数でASUSはトップに(出典は「BCNランキング」)

BMW Designworksとのコラボによる“刺激的な”デザイン

西氏 西康宏氏

 「ROG Strix G G531シリーズ」については、テクニカルプロダクトエンジニアの西康宏氏から詳細な解説が行われた。

 このシリーズは15.6型液晶ディスプレイを搭載したゲーミングノートPCで、メインストリームからハイエンドまで、スペックが異なる多数のラインアップ(7製品9モデル)をそろえている。

 最大の特徴が、「BMW Designworksとコラボレーションした“刺激的な”デザイン。左右非対象の液晶ディスプレイ、BMWの「シザードア」から着想を得た液晶ヒンジ、「3D Flow Zone」と呼ばれる吸気口、天板の2パターンのヘアライン加工、「トリプルエッジライトバー」など、これまでにないデザイン要素を導入している。

 ASUS Storeのみで限定販売される3モデルのうち、2モデルには「キーストーン(Keystone)」と呼ばれる物理キーデバイスを搭載。内蔵ストレージのシャドウドライブ(隠しストレージ機能)やパフォーマンス設定、ライティング設定をひも付けることができる。

特徴その1特徴その2
特徴その3特徴その4
特徴その5特徴その6
特徴その7特徴その8
Store限定(その1)Store限定(その2) ASUS Store限定販売の2モデルには「Keystone」が付属する
キーストーン(その1)キーストーン(その2) キーストーンの色はボディーカラー(モデル)によって異なる。キーホルダーとしても持ち歩ける
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