新登場の「GeForce RTX SUPER」シリーズでNaviへの迎撃態勢は万全か(4/4 ページ)

» 2019年07月03日 12時30分 公開
[石川ひさよし,ITmedia]
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選択肢が一気に増え、RTX 20シリーズが買い時に

 スペック通りの性能向上が見られ、基本的に既存3製品の間にSUPERの2製品がうまく収まった。あえていえば、GeForce RTX 2070 SUPER、RTX 2070、RTX 2060 SUPERの性能は近い。最も、ゲーミング性能で見ればこのゾーンが選ばれやすく、この部分が価格や性能で選択肢が増えるというのは歓迎できるかもしれない。現時点では、RTX 2080、2070、2060の価格差はまだ明確にある。その中間に収まれば予算が柔軟に組める。

 一方、GeForce RTX 2060 SUPERが登場し、RTX 2070の性能により近いとなると、RTX 2060のポジショニングが難しくなるかもしれない。引き続きGeForce RTX 20シリーズのエントリーというポジションではある。だが、性能的にやや大きめの差であり、特に6GBというメモリ容量や192bitというメモリバス幅(=帯域幅)が大きく影響している。

 まず1920×1080ピクセルを想定したプレイ環境向けである。つぎにGeForce RTXシリーズの新機能を試すことはできるが、実用面ではRTX 2060 SUPERにかなわないのでやや中途半端な印象になる。今回の結果を見る限りは、今後GeForce RTX 2060はよほど価格メリットが出せないと厳しくなるのではないだろうか。

 GeForce RTX 2070 SUPERは、性能的にはRTX 2070を超える。ただし同じTU104コアのRTX 2080に対しては一歩足りない。まず1つ目にRTX 2080との価格差をよく考えて選択することになるだろう。また、使い勝手はRTX 2080と同じになってしまった。映像出力端子は各個人ごとにニーズが異なるとして、NV-LINKはアップグレードパスとしてよいかもしれず、補助電源コネクタは多少面倒といった程度だ。あまり大きな決め手ではないが、手軽さはRTX 2070と異なると覚えておこう。

 最後に忘れてはいけないのが、冒頭でも書いたライバルの登場だ。今回はライバルとなるGPUはもちろん、新CPUや新プラットフォームも間に合っていないため既存環境で計測している。これら新製品群が登場した時、改めて比較してどのような結果になるのか楽しみだ。皆さんも期待してお待ちいただきたい。

GeForce RTX SUPER GeForce RTX SUPERシリーズ
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