第3世代Ryzenに対応するマザーボードも続々と登場しているが、先週店頭に並んだ中でとりわけ異彩を放っていたのが、BIOSTARの「X470GTA」だ。
一世代前のX470チップセットを搭載しながら、第3世代Ryzenに標準対応しつつ、32bit PCIスロットを2本備えているのが特徴だ。M.2スロット(PCIe x4 Gen3/SATA接続)も1基備え、背面にはHDMI(1.4b)とDVI-D出力端子を並べるなど新旧規格をバランスよく取りそろえた仕様となっている。価格は1万2000円強だ。
入荷したパソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「今更X470の新製品? と思うかもしれませんが、仕様を見ると良さが分かります。PCIでしか動かないカードをうまく組み込んで現行世代のマシンが組めるんですよね」と高く評価していた。
同社からは、その他にもmicroATXサイズのX470マザー「X470GTQ」(1万2000円弱)や、同じくmicroATXサイズのX570マザー「X570GT」(1万7000円前後)、SoC「FX-8800P」をオンボード実装したMini-ITXマザー「A10N-8800(EV6.1)」(1万1000円弱)などが売り出されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.