Intelは10月28日(現地時間)、第9世代Coreプロセッサ「Core i9-9900KS Special Edition」を10月30日より発売すると発表。価格は513ドルで、CPUクーラーは付属しない。
Core i9-9900KSは、全コア同時5GHz動作の8コアCPUで、2018年に発売されたCore i7-8086Kと同様に特別版として位置付けられる。8コア16スレッドで動作し、TDPは127Wとなる。
従来のCore i9-9900K(開発コード名:Coffee Lake Refresh-S)はTDPが95Wで、3.6GHz〜4.7GHz(コア単体は最大5.0GHz)だったのに対し、Core i9-9900KSでは8コア全てが5.0GHzで動作する(ベースクロックは4.0GHz)。
その他のスペックに変更はなく、ソケットはLGA1151、製造プロセスは14nm、L3キャッシュは16MB、対応メモリはDDR4-2666(最大128GB)、内蔵グラフィックスはIntel UHD Graphics 630(350MHz〜1.2GHz)、サポートするPCI Express 3.0レーンは16レーンとなっている。
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