PCケース売り場では、クーラーマスターの新製品が目立っていた。ATXタイプは「MasterBox E501L」と「MasterBox Q500L」の2モデルがあり、価格は順に6500円弱と8000円弱となる。
特に注目されているのは、MasterBox Q500Lだ。230(幅)×386(奥行き)×381(高さ)mmと、microATXケース並みにコンパクトとなボディーで、ドスパラ秋葉原本店は「電源ベイを前に持ってきて、ATXマザーボードを上下ギリギリまで使うレイアウトです。ドライブベイの置き場所が固定されていた一昔前前では無理なレベルのコンパクトさですよね」と話していた。
Mini-ITXケースでは、フロントに20cm角の巨大ファンを1基配置した「MasterCase H100」が登場している。価格は9500円弱だ。
天面後方にあるハンドルにより、持ち運びやすい作りになっている他、ATX電源を組み込めるように背面の電源ベイが張り出しているなど、拡張性も考慮したデザインとなっている。サイズは216(幅)×278(奥行き)×294(高さ)mmだ。
「自室で使ったり、ゲームするためにリビングに持っていったりと、小型マシンは持ち運ぶニーズがまあまああるみたいですね。取っ手の需要はそれなりにあるようです」(同店)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.